ぎょうせいのひみつ。

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これ、「普通によくあること」でスルー出来る人は幸せなんだろうなあとは思います。


認可、までに条件を付けて再提出とかさせてるから、「ギリギリになって認可」とかが起こるんです。
つまり、早めの段階で内示なんか出てる訳です。文書ではないですが。
これ、行政に何かを認めてもらう場合には大抵「相談」が入るというアレな話であり、いや相談くらい出来るのはいいと思うんですが、形として「仮認可」みたいなの設けて、審査内容を記録化した方がいいと思うんですが、日本の場合には、「最終文書しか保存しない」みたいな文化がまだ残ってます。
これに慣れてると、プロセスバリデーションが重要だぜみたいな世界基準からはズレていくのでホントどうにかした方がいいと思います。誤魔化しが発生するんですよねコレやると。
で、公文書の公開とかでもアメリカほどに決定打にならないのはまさにここの問題です。


因みに、このやり取りを記録して保管するというやり方については、実はそれほど金がかかりません。日本の発想であると、保管するものをやたら特定の形式にする事が多いんですが、そうじゃなくて、手順を標準化して、単に電子媒体を保管するだけで十分です。


さて、こういう事やってるのはなんでかという所を言うと、日本の場合には「何事も問題なく進めた」という形で仕事を進める文化が強いです。
なので、「絶賛炎上中」みたいな話って、不思議と全面焼け野原になってからしか出てこないです。
あの学校法人の話だって、今年の春に学生を予定している訳です。
上の方の人がハンコつく段階でようやく出てくる訳ですよ。
「もう進めちゃってるから」で押し通すつもりもあるのでしょう。豊洲なんかもそうですよね。専門家会議がクソの役にも立っておらず、基準値の云十倍超え出て「安全だ」「確認が必要」とか色々言うわけですが、お前らそもそも何事かを進める為のマトモなプロセス考えてないだろうと。
基準値超えた場合の是正策を打つ計画を立てておく、基準値超えなかった場合にも当然報道とか準備するべき、です。
豊洲移転中止とか無理でしょ?じゃあ地下水が確かに使われないような配慮をするであるとか(それを確認したとかね)、なーんにもせずに「ジャッジ」するってどんだけ今まで仕事サボってたかって事ですよ。