正直に「これ変だな」と思うのが大阪に昔あり、
何故か「阪急の回数券が自動販売機でバラ売りされていた」とかあるんですよね。
多分この手の個人向けでの「換金」みたいなのは、バブルくらいから大きくなったなという印象です。質屋とはちょっと違う「買取」とかね。
ただまあ、昔からニセブランドとかもあり、個人を装う業者(と言っても個人とそう変わりないんですが)とかもいるんですよね。
ここ、「個人か事業者か」ちうのは、結構低レベルな領域だともう区別つきません。「営利でやってたんならもう業者って言っていいだろ」と思うんですが、区別とすると会社設立すら届けてないとかそういうのだと思います。
買い占めについては、別途市場への影響含め考慮が必要で、市場としては失敗である状況です。ただし、プレミア商売というのがそもそも市場としてかなり問題になります。
まあさあ、メルカリで希望小売価格より二倍も三倍も高い値段が付けられている状況を見たら、それは「なにかしら問題がある」と思った方がいいです。
単純に考えると、転売には無駄にコストがかかっており、トータルでそういう無駄に動くコストがどうなのという気がします。
なお、古物の取り扱いそのものは適法です。ただし、故買に関しては認可制であり、古物営業法という法律があります。
古物営業法 - Wikipedia
たとえ買った物を転売目的で売ったとしても、それ自体は古物になります。
営業目的ではない、と判断されるようなケースは除外されますが、「それで儲けている」とかになると明らかに営業ですよね。
怖いのは、「古物市場で物を買った場合、もしそれが盗品だった場合には、個人からの買取の場合二年以内に連絡があれば無料で元の持ち主に返却しなければいけない」というところです。
ええ。
なお、金融関係者は「我々がやってる行為だ」とか思いがちですが、いやだから金融関連の法律が結構厳しめに設定されているんですが。サーキットブレーカーみたいなのまで設定されていてある程度市場参加者に安心な作りになってます。そういう保護のない野良市場は、仮想通貨市場みたいなえげつないなにかです。