いやうんまあ。元々私も中高とTRPGやってて、蓬莱学園もみんなで一つやったとかあるんでなんですが。
蓬莱学園復刊とラノベ図書館01|中津宗一郎
蓬莱学園復刊とラノベ図書館02 NPOを作ることになったよ|中津宗一郎
蓬莱学園の復刊とラノベ図書館03 PBM会社同士は基本的に仲が悪い。大同小異を認める大変さよ|中津宗一郎
多分権利関係の整理が難しいものがやられないのではないかと。
活動を休止してしまった作家を見つけ出す事が困難、幾人かは鬼籍に入られてますでしょうし。
イラストを外して電子書籍化されているものも多いです。
風の聖痕の山門敬弘氏とか無理でしょう。
あと実際復刻された版がAmazonで売られてたりするので、結構、「人の商売を邪魔する」可能性も高いんですよね。
富士見ファンタジア文庫は結構古いの電子書籍化されてきてますしね。
例えば、私電書発見して買ったんですが
Amazon.co.jp: かたゆでマック(1) グラルナイト戦争 eBook : 藤原 征矢, 合田 浩章: Kindleストア
これ、アドレナライズという会社が地味に電子書籍で復刻とかやってんですよね。
hon.jp
まあ、系統が全然違いますが、聖刻1092シリーズとかがこっち来てるのがなんかスゲーんですが。
スレイヤーズとかであればKADOKAWAでやってますし、新装版もあります。
現状既に図書館とかの構想からは外れる形態になりそうなんで、ちょっと図書館とかは謳わん方がいいと思います。
あと、正直な事を言うと、NPO法人でこういう事業をやるの勧めません。
職員の給料をNPO法人の事業で賄うとかはアリなのですが、事業活動やらの計画や提出、当然ながら報告や情報開示義務が発生します。簡単に言うと、特に初期はこれらのコストがちょっと重すぎです。収入として国の制度を使う事が前提とかなら全然いいのですが、直接図書館とかを営む団体がNPOとかになると、収入どうするのとか営利やんという問題が生じます。
なので、そういう活動をしている人をまとめたりするような団体がNPO法人とかになるのはアリなのですが、今そこまで団体複数運営とかやり始めるような規模でもないでしょう。
どういう形で事業展開するかとかは真面目に誰か弁護士に相談した方がいいと思います。多分そういうので公共経由で捕まえられるはずですし、知り合いに弁護士がいたらそちらに話を聞いてからでもいいと思います。消費者金融系弁護士とかは駄目ですが、マトモに仕事している弁護士なら、多少は知り合いがいたり、どうすればいいかのアドバイスはもらえるかと思います。
あとやっぱ図書館って言い方止めませんか。一般的な図書館は「本を寄贈、あるいは購買しておく」という事になりますが、電子書籍のこういう図書館の場合「版権に手を突っ込む必要があります」。
マンガ図書館なんかでも「無料で読める昔のマンガ中心の配信サイト」にしかなってません。しかも広告収益とかで経営賄っており、NPO法人ではおそらく出来ない事業です。
余談ですが、富士見ファンタジア文庫は、黎明期一冊出して消えたとか、わりとある印象です。でもこういう時にはあんまり言われなくて・・・・・・黒衣の武器商人とか、あんま拾う人いないんでしょうねえ。
この前になる、海外翻訳FTとかは、多分無理だろうなと諦めてます。創元推理文庫のとかね。
あと賀東招二先生は、電子書籍の前にシリーズをどうにかしろ。