"アジャイル"開発の長短みたいなのか。

http://arclamp.hatenablog.com/entry/2013/03/21/233012
http://kiroh.hateblo.jp/entry/2013/03/22/112853
http://ledsun.hatenablog.com/entry/2013/03/22/150339
を見ながら。

はてなの開発はどういうモデルなんだろうと思いながら、
結局の所、
約束された成功はないんだけど、
失敗と分からない失敗が一番拙く、
アジャイル開発ではそこの部分が非常に弱いよな(「動くものが出来たからといって成功ではない」)
と思った。

ウォーターフォール型では、たいてい要件分析の所や設計の所でつまり、まあ、そこでもだいぶお金も人も投入されてんだけど、
モノが出来ていないことによる分かりやすい失敗がある。
アジャイルでは、ともかくも、「一部は動いている」んだけど、結局の所、運用の人がやたら頑張らされるという状況ってのは失敗だよね。
そこら辺、アジャイル開発では、失敗の基準が分かりやすいかなあ?

あと、すげー気になるのが、
「これって請負なのか業務委託なのか」という所。
作業請負なら、完成品を納品しなければいけないし、中で「何を作るか」を決めてそれにしたがって「もの」を収める。
業務委託なら、労働力の供出という所でお金もらうので、予定工数通りに作業する必要があるし、超えない場合超えた場合の取り決めが必要。
イマイチ作りたいものがハッキリしない場合には、最初は業務委託にしてもらうし、最後まで業務委託の方が幸せなんですけど、
「だらだら一年お金使います」という予算取りが、顧客もナカナカ上の決済通んないので、ある程度の段取りが必要になるよね。

正直なところ、どこでもお金も時間も余裕があったら、どんな開発手法だろうと開発可能で、どういう余裕がないかによって開発手法変わるねえという気がしてきた。