「It's none of my business.」と「これは私の仕事ではありません」の違い。

海外に比べて、日本の職場では「仕事の責任範囲」が非常に曖昧である。
誰がどこまで自分の判断で行動してよいかについて、明確なルールが存在している職場はほとんどなく、自分の責任範囲だと思って行動したら「何勝手に決めているんだ」と怒られ、一方で自分で決めてはいけないことだろうと思って相談をしに行ったら「そのぐらい、自分で考えろ」と突っぱねられたり……なんてことは決して少なくないはずだ。

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どんな仕事にも責任は必ず存在するから、僕は「責任を負いたくありません」っていう人は何を言いたいのかよくわからない。責任のない仕事なんかない。コインの表と裏なんだから。責任の重さや程度は、当然立場によって違う。でも、刺身にたんぽぽを乗せることだって、ちゃんと載せるまではあなたの責任じゃないですか。責任を負いたくないって、要は自分が楽にこなせる以上の負荷をかけるなってという自己防衛の話なのかなと理解している。

これは私の仕事ではないを貫き通すと、何もできない人になる - GoTheDistance

「責任範囲」と「作業範囲」は明確に区別した方がいいだろう。
しばしば混ぜることが多いのだけど、チームプレイやってる場合には、必ずずれる。上司は部下の仕事に対して責任を持つ。というと大げさだけど、「管理」する。
会社間だと、業務委託だとか特にそんな感じで、一応納品物は作るが「これやりました」リストを見ても多分自分が何をやったかは理解されないし外には出ないだろう。
だいたい、半期で一人月分しか貰ってない仕事とか、打ち合わせでお話聞いてあげるだけなんで、切られても仕方ないよねとか思うんだけどそれが何でか続く。