統計の罠、というのは色んな所に含まれている。

1942年に行われた最初の実験以降、シュマイドラー教授は10年以上にわたって実験を繰り返し、最終的には約25万回に及ぶ透視実験を行った。
その結果として羊群の的中率は適正期待値のプラス約0.4%、山羊群はマイナス約0.3%であり、両者の差異は、偶然比で1万分の1未満となり、きわめて有意であった。

2013-08-30

25万回やって得られた結果は、単純には25万回やらないと得られない結果である。

25万回の試行というのは、統計的な処理をするためには、十分な数でしょうし。

2013-08-30

「どれぐらい当たるのか」という確率だけではなしに、「どれぐらいそれぞれの実験でブレたか」も必要になる。
それがないので統計的な処理の結果がどうなったかをトータルで知ることが出来ない。

実験になんらかのバイアスがかかっていたと考えるには、0.3%とか0.4%というのは、かえって小さすぎる数字のような気もします。

2013-08-30

ちょっと違う。
羊山羊効果は、観察者効果だけではない。どちらかというと結果から見た効果であり、原因には様々考えられるが、回数を増やした所でどうしようもないブレが被験者の別によって発生しているという事である。
回数が増えれば増えるほど、単純な手続きであっても同じように実験出来ているとは言い難い。のべ被験者の中にどれだけメンタリストやマジシャンが含まれていたか、という事を考えると興味深い。
観察者と被観察者を完全に切り離す事は難しい。

麻雀で言うと、無意識なガン牌や口ローズはある。実験者が極力情報を出さないようにと務めると、かえって流出する情報が目立ってしまうというのもある。
牌が写って見えるメガネとかね。
ここに統計として考えるべき一要素として、「観察者の信念で区分けする」という事を考えてみるべきではないかな。バイアスとか考えるなら。