ウィルス作成罪がなかった頃の事。
Winny関連では、セキュリティ関係者はもにょっとするようなウィルスがはやりました。なんでもにょっとするかというと、「ウィルスっていうけどマルウェアぐらいじゃないかな」「ウィルスはもっとこう!スゴいんだって!」みたいな所です。
やー変な話、ブートローダーに入って来るヤツとか、ユーザの不可視領域に入ってくヤツとかあったもん。海外のP2Pとかあまりにひどいのでアプリにアンチウィルスが入ってたりとか。
その中の一つに、とあるウィルスがあり、それ見つかった時には執行猶予つきで外側で暮らしてたんですが。会社員になってから、その執行猶予期間中に、別のウィルス作成罪で捕まったんですね。で実刑と。
そのとあるウィルスは、ウィルスって言うんですけどマルウェアっぽいんですが感染経路がP2Pだったのでまあ増殖機能とかはいらんかった訳です。まあ、知人の顔使ったり住所使ったり酷かったの。実際に知人に対しても名誉毀損で捕まったんですがね。
その次のヤツは、変に学習したのか、著作権上問題ない画像「は」使ってました。
P2Pで有名なのは暴露ウィルスですが、こちらのウィルスは単にPC内をグチャグチャにするタイプです。
インターネットを経由すると、犯罪の意識が薄いのか、よく分かりませんが、この前の遠隔操作とも似たような感じになりそうです。
で。
この人が一生懸命Webから自分の名前を消そうとしています。
「てか、そんな事なかったら忘れてたわ」
例えば、システム開発会社が彼を雇い入れるというのは、正直難しいと思うんですよ。幾ら刑期満了だったりとかとはいえ。あとは、外食産業であるとか、農家であるとか、そういう所での就職しかないんじゃないでしょうかね。