不自然なグラフがあったので、自分でグラフ引っ張ってみた。

www.itmedia.co.jp

こんな感じか。

年月 会員数
2008年09月 200,000
2009年09月 510,000
2010年09月 980,000
2011年09月 1,390,000
2012年09月 1,750,000
2013年09月 2,110,000
2014年09月 2,360,000
2015年09月 2,530,000
2015年12月 2,540,000
2016年03月 2,560,000
2016年06月 2,560,000
2016年09月 2,560,000
2016年12月 2,520,000
2017年03月 2,430,000
2017年06月 2,360,000
2017年09月 2,280,000
2017年12月 2,140,000
2018年03月 2,070,000
2018年06月 2,000,000
2018年09月 1,940,000

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途中まで年度単位、途中から四半期で公表してるので、値を単純に横棒グラフで描いてしまうと錯覚が起こる。
ただし、近年の方がよりシビアに会員数を読み取ってはいると思うので、本来はもう少し緩やかな衰退であるとは思われるが、おそらく新規会員が上手く行っていないだろうと思われる。
カドカワ全体としては好調であること、おそらくdアニメストアも頭打ちではあるがこういう凋落の仕方をしていない為、動画サービスとしては負けになっているかと思われる。
bizspa.jp
FreeToPay形式のイメージが強いニコニコ動画だが、若干「安かろう悪かろう」という姿勢があり、プレミアム会員のイメージがあまりお得ではない感がある。ソシャゲと違うところは、重度のヘビーユーザーですら追加費用は支払わなくてよく、ビジネスモデルが「広く薄く」というところになるので、今の状況では有効な策が打てない。


カドカワとして見ると、IPビジネスは順調だが、それが何もニコニコ動画を抱えている必要はない訳だ。オタクがよく使うサービスですらないからなあ。


なので、ある種尖る方を目指しているのだろうけど、その尖り方ではおそらく上手く儲けにする事が出来ないくらいに会社は肥大化してしまっているのであり、ちゃんと稼げるようにするにはそろそろ組織のスリム化を図らねばならないように思う。


というか、種の撒き方とその人員配置がバランス悪いんじゃないかな。
どこで稼ぐかが未だにはっきりせんよねドワンゴ