人を釣ってもあんまり良い事はないですよと。

sin20xx.hatenablog.com
元エントリは引用しないでおくけど。



そもそも普通の風邪というのが、様々な症状が出るものであり、喉の痛みも対応する薬はあるのだが、例えばアセトアミノフェンでは喉の痛みのような直接的にキツイやつにはおおよそ対応出来ないと思われ。アセトアミノフェンは解熱作用は強いが消炎効果は低め。
医療機関にかかれないとは思うのだが、大人であればロキソニンでもいいかもしれん。ただし、副作用が出てくる時がある。時々胃炎とか。なので、バファリンのような薬がいいかもしれん。なければ胃薬とかを見た方がいいかもしれん。


正直なところ、「普通の風邪」と「新型コロナウィルス感染症」の違いというのは、「症状の重さ」くらいがキーであり、新型というところがキーである。様々な株の区別により、性能の違いを取りざたされているが、なんでそこまで違うのかというと、ウィルスという寄生体がどういう人体の構造を利用しどういう形で免疫をすり抜けるのかというところになるがその辺りは正直よく分からん。人体内をきっちりモニタリングするという事はかなり出来ていない。


治験業界にいて統計とかやってると、「個人の体験談の集合体は、統計的事実とは違う」という事は言っておく。
「釣りの有効性」というのは特に効果が確かめられていないし、良いとも悪いとも言えないが、とはいえ、本論に対して影響しない、そもそも粗忽な人くらいしか惑わないし粗忽な人はいつでも惑う。
結局は、そんなに万人を救うようなタイプの性格をしていない、というのが知れるだけなので、別にそれいままでと変わらんのではという気がする。


些末な箇所でも、倫理観のゆらぎとして細かく追いかけるタイプの人はそこにやたら拘るが、私はそこはどうでもいいというか、まあ言える事は、「細かく経過を述べる事で何か新しい知見としてネットの人が得られる事ってまあない」「全部が全部暫定的に正しいとしているだけのところは多いので、例えば喉の痛みが強いとかなら、電話相談なりで聞いてみるとかやれる事はないわけではない」というところかな。