そもそも、中途採用とかでの「スキルの確認」がない。

topisyu.hatenablog.com


これ見てですが、結局のところ、日本って中途採用があまり一般ではなく、というかまあ「スキルがあるから採用」みたいな事がかなりない社会で。
中途採用でも年齢制限をつけたりが当たり前になってしまってます。


多分年齢制限は必要ない、入社時テストして成績が良ければとか、外部で取得する資格を確認するとかがもう少し進めば、意味は出てくるだろうなとは思います。


また、会社在籍時での資格取得であまり報酬が上がらないというのは、旧来の日本ではちょっとあった資格給とかの制度が今はかなり無くなっているからで、グローバル企業でもあまり在籍中に資格を取ったからといって給料上がらんようでした。どちらかというと役職給ですし、キャリアアップは同じ椅子で頑張るというよりはちゃんと椅子を変えていくという意識が必要という感じなので。
日本は実のところそれがあまりないというか、年功序列制度が解体したのですが単に年齢が上がっても給料が上がりにくくなったというだけで、つまるところハイスキルな人を求めてないというのもあります。業務範囲を狭め、高利益な箇所だけ人員を手配した結果、元々は社員の成長とともに会社も成長するモデルだったのが(例えば、人手配の会社が、社内に有識者が出来たので設計開発を請け負うようになり、というモデル)、拡大も縮小も出来ないモデルになったりしてますしね。


あと、例えば十年スパンで必要な技術とかになると、明確に示すのが無理であるが、二年三年くらいなら明確に示せるのに、そういう短期でも必要な社員を中途とかでも集めない傾向はあります。その為、中途社員1名募集みたいな、ホントに意味あるのか分からない補充をしてたりします。
問題はおそらくそこらで、労働者に給料がいってない理由の一つでもある。「人材を金で集める、人材を揃えてチャレンジする」という所が今の企業には特に失われてしまっているのがあるでしょう。


ただまあ個人としては、社会環境に応じた戦い方を考える、って感じですが。