そういや。

http://dennou-kurage.hatenablog.com/entry/2013/06/18/202651
を見て、だけど。

普通の人が考える効率化、の話は、時間単位で考えることが多いが、実際の所、金額単位で計算される。
残業して達成できる効率化は、一営業日辺りの作業時間をイカサマする、事で成り立っていることが多いしそれでも成り立つが、コレには限界がある(過労死の基準よりは高い効率を達成可能なのだけど、一日は24時間には増えないし、連徹は直ぐに限界が来る)。いかんせん、労働力の部分がコスト削れてないので、簡単に死ねる。
が、この定義を弄る事によるコストカットが、一番段取りを考えずに報告上の効率化を達成出来る。

粉飾決算ならぬ粉飾労働であり、株式会社不毛だな、とは感じる所。

あと、システム改善による業務効率化は、しばしば、システムが無限の生命があるように計算されるが、実際の所基幹系でも十年ぐらいで原価償却しなければいけないものなので、実は人件費よりも説明がしやすい所にお金が流れていく、という部分が強い。
あとは、実際の業務の単純化とかの方が意味合い強いんじゃないかなあとか。