アメリカの医療費が高い理由。

togetter.com
この話関連で。


https://www.igaku-shoin.co.jp/paperSeriesDetail.do?id=102
この辺りを一読する事をオススメする。出来れば前の部分も含めて書籍で読まれるとよし。


事は全く簡単ではないのだが、市場主義がまかり通った場合に決して楽観的になれるものではないという事を教えてくれる好例だと思う。
オバマケアで支払いが増えた!というのは、その前に連邦政府の方針に従わない州政府という構造があったりする。
まあ、一代程度で変えられるものではない。医療機関だけではない、保険会社も巻き込んで市場の再構築でもやんないと無理だし、またこの裏には医療訴訟問題が隠れている。不正に対しての多額の賠償金を「支払ってなお生きられるような利益を生み出す」という会社が多くあり、アメリカでは訴訟に関しては強く官公庁がお手伝いをして敗者から毟る、というような状況がそもそものガンな気もする。


日本では貧乏人がダラダラと生きてられるのでまだマシだが、アメリカでは金ないとホントに突然社会的に死亡するという事があり得る。

SMAPのファンじゃないオッサンが最終回だけ見るという世界の片隅で。

残念ねーとかちょっとは思いますが、
まあファンでもないし、感想書いても何の思い入れもないな、いやホントに。


「フジテレビとSMAPは運命共同体だったなあ」とかそういう事実の再確認してた感じはありました。
最後、いっぱいの花で送ってあげようみたいなのでしたが、この浮世からの卒業式みたいで何となく本当にトドメ刺した感がありましたが。


それより、ファンじゃないオッサンが最終回見るという、その構図があまりにも当たり前に沢山出て来るのが正直気持ち悪いものだなあと。

ある街の風景。

東大阪市には、独身の工員のヒトが多い。


寄ったコンビニで、大声で喋る年取った工員のヒトがいた。
何だろうと思いながら、近くで煙草を吸った。


今の国家を大変憂いておられた。
子どもが安心して育てられないという事への憤りや老いる人への福利厚生の不安への嘆きなんかを表現しておられた。


観客はいなかった。私が脇で聞いていたくらいだろう。


ただ、あまりにも正論であり、暴論もなく、故にゾッとした。


多分、はてなで見聞きするものよりはずっと知的な演説なのだが、そういうものは、場がないとかプロパガンダが入ってないとか党派的ではないとかで、見過ごされていくのだろう。


この国はこうやってじんわり腐っていくんだろうなあ。

PVの謎。

私、もう一個、専門性の高い(と言っても知れてるんですが)ブログを、まあ月に一回くらい更新してるんですが。


毎日30くらいのPVがあるんですよ。
いやホントに謎で。更新は大してしてないのに。


定期巡回されるようなサイトでもないし、自分ですら滅多見ないのに。


世の中、botが多すぎるんでしょうね。

ちょっと違う。

d.hatena.ne.jp
言及された箇所に関して。

上記の悪例(「悪」というのはもちろん私の主観に過ぎない)の最後に挙げたブコメに対しては、下記のブコメを対置したい。

houyhnhm この件がニセ科学批判なら何でも!みたいなのかどうかは知らんし興味もないが、除籍に値するような行為なのか。野党統一候補とかやって来た事は市民を謀る策でしかないのか。

私の感覚はこのコメントの問題意識には近いかも知れない(私の誤読でなければの話だが)。私の認識では、共産党は従来「ニセ科学」に厳しい態度をとってきた政党のはずなのに、市井に多い「ニセ科学になびきやすい『脱原発派』」に迎合した、軽はずみかつ有害な行動をとってしまったのではないかとの疑いを持っているということだ。

共産党がどういう思想で、という事とは関係なく。
除籍などにまつわる手続き及びその公表の方法の問題を言っている。

赤旗のその記事の中に、相当不自然な流れがある。

  1. 松崎さんが「突然」党区議団(党離脱ではなく会派)を離脱する届けを~
  2. 党区議団は慰留をしたが~
  3. 会派離脱は背任行為だ!
  4. 党除籍を党地区委員会が決定
  5. クソみたいな謝罪文(内向け)

すまんが、「何において対立したのか」が記載されていない。「党は出来うる限りの事をしました~」ってのを垂れ流しているだけになっている。
報道として、新聞として、こんな記事でツッコミ入るの当たり前だと思うんだが、誰も入れないのが不思議なのだけど。


これを、報道機関として存在する新聞が大本営発表的に行うってのはいいのか。

党として、こんな理由で、除籍処分という最も厳しい裁きをしていいのか。

組織体としてもっとも重い構成員への処分は、その身分の剥奪という事になる。


例えば、日本国においては、その構成員に対しての処分として身分剥奪という所は実施されない。厳刑として死刑は存在するが、国外追放出来るのはあくまでも国籍のない人間に限る。
会社においては、懲戒免職という事になるだろう。これは無論会社都合退職は含まない。懲戒免職にあたっては、当然ながら、会社外の倫理・法律などのルール、社会を見渡しての常識の範囲で実施する必要がある。


本来、滅多な事では抜いてはいけない剣である。これは構成員全員にその責を負わせる事にもなるからだ。


まあ、共産党の除籍について、非共産党員には関係ないから自由に権力を振るえるのだ、というのは理屈としては一見正しそうに思えるだろうが、共産党は、日本国に認められている政党である。国家権力に認められているという意味ではなく、「他の人に認められる必要がある組織だろう」という意味で。
故に、コンプライアンスという概念も必要な組織だと思うんだが。
それに、そもそも先程述べたように、「構成員に対してもちゃんとした説明が為されていないまま、除籍処分の事だけ記事にされている」のはそもそも構成員に対しても誠実であると言えるだろうか。会派を離脱した当人の意見は封殺されたままなのであろうか。
これでは、情報開示されているとはとても言えないと思う。

念の為

当議員のサイトも知っているし、板橋区のあの館長も知っているが(多分この記事書いた記者よりは遥かに詳しいとは思う)。


利敵行為を繰り返す危険分子だとかそういう話ならばそういう話として公表すべきだし、ここに書かれたような「慰留したり」というような話なのならば、会派離れた事を以って除籍処分という事については全く説明になっていない。


共産党の細胞はともかくとして、こんな事を書いて説明と言う委員会も問題だが報道機関も全く党と同一となって情報操作を行っている(報道すべき事を報道していない、どころか、委員会の発言を一人称で語る「我々」文面には吐き気がする)のはどういう事なんだろうか。

個人的には:日本の政治風潮そのものが嫌いです。

もう少し意味が通る理屈を付けてほしい。
コンプライアンスというのは、「言い訳をする事」ではない。「ちゃんとした論理で動いていて、その論理を説明する」事が必要である。


「確かな野党」から「野党統一候補」へ進むに従って、どうしても付和雷同的な事は必要にはなるのだが、その裏でちゃんとコンプライアンスを保つ事が必要である。


とか言っても、事件化するまで対応しないのが常だがなあ。

ライフサイエンスの匂いがしない、超絶周回遅れのトップランナー風創薬企業。

※書き手は大手製薬企業から金もらってる人ですが、ベンチャーとはお仕事していないです。
※T、t、G、C、O、D、Aとやってました。今はD、Aくらいか。グループとしてはTと前のとは違うDとかも大量にやってます。あまり特定の企業に思い入れはないです。中の人も結構転職するし。
※会社の中では傍流なので会社説明では出て来ないと思います。
※グループ内でも知られておらず、ググってグループ会社が出てきたので聞いてみた→東京から大阪へ話が流れてくる、というパターン結構ありました。
※直上の上司から上の方もよく分かっていないです。


www.itmedia.co.jp
ブコメにちょっと書いた。


がんペプチドワクチンの話から、その日本で先導していた人がベンチャー企業を作ってそっからアメリカに行ったりと、がんペプチドワクチンはこうマトモに発展しそうにない所がある。
今画期的新薬として出て来る抗がん剤は、モノクロナール抗体のもので、日本では完全に立ち遅れているが、アメリカが二十年分は時間も金もかけているものなのでこのギャップは当面続くだろうとは思える。日本の製薬企業が対抗できているのは、日本独特の環境による。
余談だが、アメリカとヨーロッパはほぼ同一の環境だと思ってよく、小さい会社はもうグローバル企業に駆逐されている。フランスは国策によってサノフィを維持したが、結構薙ぎ払われてる。


モノクロナール抗体と、がんペプチドワクチンは、双方とも最先端医療とは言われるが、実は後者に絡む免疫療法などが、テーラーメイド型の医療でビックリするほど金がかかるが著効は1割程度でかつ拘束される事が多い。見込みがあったとしても、世界には普及しない医療であるし標準医療化するには手間暇がかかりすぎるマニアの医療である。
特に、がんペプチドワクチンは、「臨床では効果が見えるが統計を取ってみると案外効果がない」所で、わざわざ先端医療と言っているのにも関わらず、当たり前な抗がん剤よりも効果が見込めない状況であり、併用療法で頑張ってエビデンスを取ろうとしている医師の集団が存在するというだけの状況だと見える。
日本癌学会|第22回日本癌学会市民公開講座 講演1「がんペプチドワクチン療法」
冷徹な目で見れば、「効果ありという宣伝を行うのは犯罪」と思える。厳しい言い方をすると、治験で効果が示せないというのは、科学的に立証された理論ではない。
この分野の研究者は少なくともあと二十年は諦めて欲しいと思う。


で、今更創薬分野で新会社をわざわざ興す意味ってそうないと思うがなあと。
しかも、この会社が創薬をする訳ではない。どちらかというと製薬会社を作っているだけだ。

がんペプチドワクチン臨床試験
がんペプチドワクチン非臨床試験
・治験用ワクチンの製剤開発・安定性試験
・製薬会社との実用化推進

CYTLIMIC -cytotoxic T lvmphoctyte Immunotherapy in cancer

ずらっと並んだ取締役とかを見ていても、明らかに電機系の人間とベンチャーファンドの人間しかいない。
臨床試験非臨床試験をやるなら、それ用の人材を集める必要があるのだが、そういう空気がない。
また、この会社自体はAI関係なく、むしろAIから吐き出された化合物を地味に動物実験して安全性をやりという、どちらかというと工業化をひたすらやる会社のはずなんだが・・・・・・「そこ」が、製薬で一番金がかかり手間暇かかるんだよね。
対象患者が二十万人以下の薬を、オーファンドラッグというんだけど。
今一つの薬を開発するのにかかるのは日本で500億円、海外では1500億円くらい。これには基礎研究費用とかが含まれていない。その金額のものをこの会社では取り扱える気はしない。単に、製薬会社に渡すライセンスを取り扱うだけだろう。どこぞの会社と全く変わらない。因みに、こうやって見つけた化合物を片っ端から特許取られているかのチェックをしなければいけない所とかちゃんとされているのか微妙。


資本金がどこぞの所より桁が一つ足りないし、これマジでやる気なんだろうか。ヤバイ匂いしかしないなあ。

クラウドワークス宜しくないですねえ。

nlab.itmedia.co.jp


クラウドワークスそんな事やってたのー」という話ですが、
これ、私は、「エンタープライズサービス」というクラウドワークスが勧めてた重要施策の話が、まさか「キュレーションメディアの下請け」だと思ってなかったなあという認識です。


簡単に言うと、単なる小口取引の手数料「だけでは」、成長性も微妙(IRでは景気のいいこと書いていますがこんな成長が当てになる訳ないじゃないですか)な所のテコ入れとして、「更に品質管理までやっちゃう」という所も仕事にして、金額を大きくその代わり管理はウチらで代行しますよというサービスは、普通に考えるものです。
人派遣だけやってると、どうしても手数料収入を増やすのには限度がありますし、裁く量には限界が気やすいものです。常に単価を上げたい欲はあるんですよ。管理と言っても、営業の人に片手間にやらせりゃちょっとはとか思うんでしょうかね。


まあ、ゴチャゴチャというよりも、
IRニュース | 株式会社クラウドワークス

「2016年9月期通期 決算及び事業戦略説明資料」なんかを見てもらえばいいんですが。
http://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS80447/0ae889b7/fd0a/4f29/a89c/acfea7059766/20161115031229469s.pdf
p.13-p.15辺りを見てもらえばいいと思うんですが。


これが、このねとらぼの記事と合わさると、地獄を見る事になるかなと思っています。
どうもDeNAは細かい指示は会社がするタイプの契約だったんではと思うんですが、
検収や支払いみたいなのの最終責任を取るのもあって、責任回避案外むずかしいんではと思います。


無論、DeNAクラウドワークスにこの損失を肩代わりさせるという事はないでしょうが、大口顧客の当てがこの問題になっているキュレーションメディアしかないのは必定ですし、その品質について大した担保も出来ないのは、まあ仕方ないですが。
ただ、このエンタープライズ版については、間違いなく「責任範囲の明確化」が必要になるでしょうね。単なるマネージメントの真似事で済まない訳で。


japan.cnet.com
コレ見ても、二社とも、影響範囲を勘違いしているのではないかと思うんですよね。

 クラウドワークスでは「クライアントとの契約については個別にコメントできない」としながらも、今回の騒動でクラウドワークスが利用されていたのは事実とし、今後はそういった問題が起きないよう、サービス内の機能追加を検討していると説明する。

 たとえば、発注の単価については、以前からクラウドソーシングサービス全体の問題とされてきたが、現在は実際に発注を受けるワーカーとヒアリングの機会を設けているという。その上で、今後はクライアントが発注する際に推奨の単価を表示する機能や、単価が低すぎるとワーカーが判断した場合には、クラウドワークスに通報でき、検索結果において該当案件の表示順位が下がるといった対策を講じることを検討しているとした。

DeNA運営「WELQ」の発注先だったクラウドソーシング、大手2社の対応は? - CNET Japan

違う。「お前らにもリライト業の責任はあるんじゃないの?」「リライト容疑がかかった時にその嫌疑を晴らす費用をちゃんと負担して初めて管理していると言えるんだけど?」です。

 ランサーズは、「現在、事実確認中」としながらも、サービスに対しての意見については課題と認識しており、サービスの健全化に向けてさらなる整備を早急に進めると答えた。

 すでに実施している取り組みとしては、ライターのスキルを可視化するマネージメントシステム「Quant」の導入や、仕事を依頼する際の推奨相場の提示、また、ライターに向けたスキル向上のための教育セミナーを実施してきたという。さらに、近日中に新たに仕事依頼のガイドラインを公開する予定としている。クライアントが仕事依頼のガイドラインに沿った発注が可能となるようモニタリング体制も強化するとした。

DeNA運営「WELQ」の発注先だったクラウドソーシング、大手2社の対応は? - CNET Japan

回答になってないんですよだから。


ちなみに、クラウドワークスの事業戦略は、ハッタリかつ未達前提の目標であり、この会社の経営戦略担っている人ってどう考えても異常です。
目標の前倒しはともかく、投資の前倒しは必ず実施してしまっているが為に、赤字が降り積もってるんですよねえ。毎度金出す所がいるので持っているだけという。経営で遊んでいる層と、実際の事業とかなり乖離が酷いんじゃないかと思うんですよね。
正直、全く事業黒字化する匂いがしないんで、ヤバイと思います。

スーパーマリオランの騒ぎに見る、「ゲームの見切りをつけようとするのが早過ぎる件」

スマホゲームである、つまりは後でのアップデートも当たり前に行われるゲームの評価について、あまりに早めに下し過ぎではないかという感覚を持っている。


スマホゲームのうち、売り切り・無料から始まるタイプのゲームの区切りというのは特にない。
リセマラ*1の感覚から、インストール・アンインストールを消費者側がやるのも当たり前になってはいるのは分かるのだが。
半年くらいで見切りをつけざるを得ない運営会社はともかくとして、大してやり込んでいないゲームに対して見切りをつける消費者の行動は、本当にいいのだろうかなあと思う。


私は、ゲームは長く遊ぶ方で、今のスマホゲームの流行に乗っているとは言い難いプレイスタイルではあるのだが。
今のスマホゲームの流行ってのが「ゲームっぽい何かを媒体にした、日々眺めるだけのコンテンツ」のようにしか思えず、それも「みんながやってることによる面白さが主体であって、ゲームそのものは顧みられない」状況になっているのがこのまま続くとも思えないんだよなあ。
何ていうかなあ、ノベルゲームの遺伝子が組み込まれてしまっているような感じがするんだよ今のスマホゲー。

*1:※リセットマラソンの略。ガチャが入るゲームの場合、最初に強いカードなどを配る事が多いのだが、その当たりを引くまでインストール・アンインストールを繰り返すという事が行われやすい

日本のWebにおけるAdvent Calenderの微妙さについて。

Advent Calenderというのは、フロントから見て「おっ、毎日少しずつ埋まってるなー」感大事だと思うんだけど、それがはてブからだと見当たらないし。


あと、日本ってこんなにクリスマスを望む国なんだっけー。

整理されていない情報はそれほど役に立たない。

インターネットの医療情報では、「診断とはどうすればよいか」なんてのはちゃんと書かれていないし、
メルクマニュアルでも、
注意事項」として、丁寧にかかれている。


「自覚症状だけで診断は出来ない」のはごくごく当たり前の話で、もう一般人にも理解しておいて欲しいのだが。
確か自己診断とかを補助してくれるアプリでも正確性は60%弱であり、医療機関の場合には85%以上と言われている。
アドホックに「ここまでは大丈夫!」とか言っても意味はない。


海外では、自己診断用の質問票の開発なども丁寧にされていてそれ、だと思ってほしい。
日本では、自己診断用のものがマトモに開発されている事はない。
海外では日本に比べて圧倒的に医者へのアクセスが酷い。下手な麻薬よりも自己診断の結果使われている消炎鎮痛剤の死者も多いくらいだ。
日本では「とりあえず医者へ(免許持ってる医者)」はおおよそ正しい。


そういう「インターネットで確信を得て『その病気と違う』と言っても聞かずに通ってくる患者」に、医療業界全体で「困っている」事も言い添えて置こう。
まあ、だいたいは「人の言う事ちっとも聞かない患者」が「治らないのに病気の権威ぶる」のが多くてな。
「婚活パーティーの常連が語る婚活での成功方法みたいな虚しさしか感じない」。

はてな村の老人介護問題。

そこそこ年食った人が性欲をチラチラ見せるようになっているというのが、老人介護での被介護者からのセクハラ問題に通じるものがあって、ちと怖いのだけど。


変態増田高齢化問題とでも言うのだろうか。
Webでは欲望の解放がよく見られるのだが、ダークサイドに落ちていっているというよりは、理性の働きが老いていくと共になくなっていくというような雰囲気がある。

プヲタの性。

サスケの発言を見ながら。


悪人だとかウソツキだとかは思わないんだが。
勘違いや思い込みやブックでやっちまいそうな人間だってのはあって。


なので真面目な話題としてはサスケとは距離を置きたい。

そもそも「妊婦が大挙して押し寄せられる」の大挙ってどれくらいか。

b.hatena.ne.jp


昔はアメリカ、今はカナダ、出生地主義の国に、他国の妊婦さんがわざわざ子どもに二重国籍与えにやってくるという話ですが。


「実際にあっても大した事ない数だろう」というのが一つ。
あの、出産間際の妊婦さんって妊婦なのに寝てるという訳にもいかず家の中の準備やら様々な事に気を回す必要があったりしてあんまり休まれてない印象ですが。
出産後で直ぐに動ける訳でもないんでそこそこ滞在費用がかかります。また、出産費用はかなり高いです。出産後の検診もあるのでそこも注意が必要です。
日本からでも多分二百万は絶対飛んでく感じです。一千万はいかないだろうけど五百万くらい行くんじゃないでしょうか。そこまでアメリカ国籍やカナダ国籍が有り難いものだとは思えません。
「金持ちが来る分には特に問題ないだろう」というのが一つ。
別に社会人になってから日本の会社に就職して、でも出来るだろう社会階層の人達ですし、留学が出来る層でもありますしね。カナダ自体は若年労働者には来て欲しい国なんです。


無論、排斥運動とか厄介ごとありますが、政府が排斥運動にそった形で運営されている訳ではありません。
単純に労働力不足している所多く、そういう人達を確保しておかなければいけない事情もあります。


若年労働者が労働のリソースとして求められている所です。
今の日本の政策は、「正気を疑うくらい少子高齢化対策を考えていない」所があります。
あの、本当に人いなくなりますよ?

人のブクマを見つつ。

多くの人は、「人が革新・保守的傾向にある」とかそういう政治的にかかえている何かを見るのが多いんだけど。
ボクが見ているのは、「この人の踏み出し方」と「突っ込まれた後の対応」なんか。


はてなブックマーク - 日はまた昇る・・・というより昇って欲しいよね(ブックマーク)


自分をどう見せようかという所では、「模範的な回答を良くする」人であるが、世間一般的にどうあるべきかという道徳観という所では発言は薄く、右と左での思想対立軸の所で発言している事が多いですね。
政治色の強い話題では出て来るが、ある種ワイドショー的な道徳が問われやすい所では微妙です。
あと、自分の言った事に関してスキがある場合に、「ああそうだね」から入らず、「いやこれは元々こういう含意があるから」と取り繕う所があって、細かい所で反感買うタイプですね。


Cunliffeのはてなブックマーク


ネトウヨ的な発言とか自分が敵と認識する時には強い言葉を浴びせる人、としてしかみんな認識していないだろうけど、

  • 多分SFとかその辺りのオタクサブカルの素養がある
  • 多分文学系の研究肌の人、というか言語学の学者さんでしょうかね。

素ですアレ。クラシックからクラシックなエロゲまで網羅されてるのがなんというか、ハイソです。
余談ですが、私小学生の頃通ってた塾で、ひらがなの名前の男の子というので印象に残っていたのですが、濃い家庭だったようです。人文系はそういう学者家系が集まっている雰囲気はあります。
そもそもが反感買いやすいタイプです。いや普段はおもしろ側に倒れてる人なんだけどなあ。


はてなには反感買うやつしかおらんのか!
うんまあ、そうでもないと多分印象に残らないだけだ、とは思いますが、
そうと信じたい。


感覚ではあるのですが、それぞれに鏡となるようなWebの顕名クラスタがあります。

  • ネットの記事の中に出てくる文化人は、おおよそ軽い左側な人は多くいます。右の軽い文化人ってのは、不思議と発生してないんですよね。ただこの辺りの文化人って、大衆迎合的というか「うまく言ってみた」感は強いです。
  • 微妙な空気を読まず発言する理系大学人は、「お前ら所詮こんな程度だよな」みたいな見下しの感覚が強いです。おそろしく狭い世間で生きているなあという印象もあります。

顕名クラスタと言いましたが、まあ、なんていうかな、匿名でもあんま変わらん気はします。