京都は、観光の歴史が古い、のであって。

ある種のアバンギャルドさが常にあります。

京都の有名寺社は、観光地として古いのであって、宗教的重要性・歴史的重要性は、意外と薄いです。国宝とかはあるのですが、歴史的エピソードは意外と欠落してます。
京都観光の定番、新京極は、かつて、芸人小屋とかがあった所で、京都花月はその辺りにありました。祇園も、今は舞妓さんとかで有名ですが、東京の歌舞伎町な所はあります。ありました。
今は洒落た店も増えましたが、観光地ならではの伸びたうどんを出すお店が並んでいたり、まあ、そんな所です。
新京極に、私が大学卒業するくらいになくなったのですが、八千代館というのがありました。カサブランカの絵が飾ってあったのですが、昔はともかく場末た匂いのするオールナイト上映をしていた館でございます。建物は大変趣が深かったのですが、実際中に入るとどろっとした空気、小部屋に入ってくオッサン、深夜おまわりさんが普通に巡回するという、アングラ臭漂うものでした。

京都に行ってアニメイトかよ、というようなお話も聞こえて来ますが、未だに明星とか扱ってそうなアイドルショップが並ぶ世界に、アニメイトが並んでいても別に全くちっとも変ではありません。

私は、五条の南辺りを歩くの好きなんですが、まあ、なんつーかその、数年前にガサ入れがありまして。まあ、某絡みではあるんですが。うん、まあ、その手の団体めぐりってのも結構楽しいかも。写真撮れないですけど。
それより穏やかなのがカルト教団めぐりで、京都には新興宗教はともかくとして新宗教なら大抵本山か大きな支部があります。色々グッズ買ってみるのも一興かと。