いくらなんでも想定甘過ぎ。

レシート買い取りアプリ、開始から1日たたず停止 「予想の750倍の量」 - ITmedia NEWS

いくらなんでも一日300人の捌きなんて見積もりがおかし過ぎる。


コンビニ一店舗に平均した来店者数で800とかなんで、一店舗のトランザクションすらクリア出来てないんだよ。
それから、OCRの精度がどこまでか分からん、アイテムや値段なんかをキチンと把握出来るように組むのはソコソコ大変で。
店ごとにレシートのデータのロジックは異なる。あと、「割引」は別アイテムとして処理されてたり、とにかくロジック作る人がゲロ吐きつつ実装せざるを得ない。


ちゃんとレシートが変換できたとして、データとして見た時に、アイテムの詳細な情報が載ってるわけではないんだよ。
ダイソーとか、JANコードでやってんのかとか、レシートはホント統一性のあるルールないよ。
故に店のリストを大量に作る必要がある。それぞれごとにアルゴリズムを使って、ある程度標準化されたデータを作らなきゃいけない。そうしないと集計のやりようが全くないからね。
家計簿アプリなら、衣料とか食品とかで粗く分けちゃうからいいけど、これは商品の売れ行きなんかを占う為のデータなんだからそんな雑さでは困るわね?
AIだって、アルゴリズム実装の代わりに学習用の教師データ作んなきゃいけない訳で。無いモノは推測しようがない。


正直データ分量甘く見た時点でもうダメだよね。
ベンチャーだからってベンチャーの規模気にしながら客が来る訳じゃない。だからこそ一発当てる可能性があんだけど、死ぬのも一瞬だったね。

何この会社。

jp.techcrunch.com
不思議なもんだが、レシート上げて10円もらうために、名簿業者に情報が流れそうでなあ。


アプリから会社をたどってみる。
「ONE(ワン)」をApp Storeで

デベロッパーのWebサイトへのURL
https://www.wow.one/
となっているが、なんかAppleのサイトに延々飛ばされるので、サポートを確認する。


ONE FINANCIAL
ONEの方には、一体誰と契約させられるのかが、会社名しかない。
「ワンファイナンシャル株式会社」


ググる
ONE FINANCIAL

会社名 ワンファイナンシャル株式会社 (ONEFINANCIAL CO., LTD.)
設立 2016年5月26日
所在地 〒106-0032 東京都港区 六本木4丁目12−8 第6DMJビル 2F

これっぽいな。


www.wantedly.com
とかも見つつ。


CEOはまあどうでもいいや。
COOは
peatix.com
あたりか?

CTOはどうも出会い系アプリの会社あたりだな。エウレカとかは正直興味がない。
CDOはUI/UX周りで1年くらいの経験を繰り返してやってたっぽいなあ。
おおよそこの二人が開発か。

アプローチは少しづつ変わってきたが「『新しい銀行を作る』『お金をよりシンプルにする』という軸は変わっていない」と山内氏は話す。社名変更に加えて代表取締役にベテランの人材を招き組織体制を刷新(引き続き山内氏がCEOを務めるが代表権は持たない)。新体制の下、今回調達した資金も活用してONE PAYのクオリティを上げていきたいという。

スマホ1台あれば数分でカード決済を導入―― 16歳起業家が作った「ONE PAY」提供元が1億円を調達 | TechCrunch Japan

代表権はない。まあ、エンジニアではあるんだろう。
つまりは、誰か他に偉い人がいるということなのだが、どうもなあ。


ONEPAYMENTの方に特定商取引法での表記がある。

サービス提供者の名称
ワンファイナンシャル株式会社

運営責任者
代表取締役 本間 真彦

所在地
住所:〒100-0004
東京都千代田区大手町一丁目6番1号 大手町ビル4階

電子メールアドレス
info@walt.co.jp

こちらちょっと情報が古い可能性はあるのだが、
http://finolab.jp/
このあたりの、共用のなにかだろうか。


日経の記事があった。
www.nikkei.com

 サービス開始の翌月にベンチャーキャピタル(VC)のインキュベイトファンド(東京・港)とD4V(同)から総額1億円を調達した。代表パートナーの本間真彦(42)は「キャッシュレス化が進む中で、すぐに多くの人が使えるアイデアに魅力を感じた」と話す。山内については「起業家の中で突出して若いが、出資する上で年齢は全く気にしなかった」。

そういや、この人村田マリさんの旦那さんですね。

嘘ん。

某所で、新書紹介してたエントリのブコメに難しいとか書かれてて、新書で勉強したとか言うのダセーくらいに思ってたのでちょっと衝撃。


娯楽として買うには似たよーなのも多いし情報薄いし金かかるから控えてんだけど(あと医療とかはクソとか、こう失敗した時にダメージ酷いので)、せっかくなら何度でも読めるモノがほしいくらいなんだけど、何なのそれ。


マジかー。
いやそりゃラノベよりは娯楽にふってないから楽しくはないですよでも大抵ちゃんと一巻に収まってるんや。延々と続くラノベに比べたら超楽じゃん。
結構ゴミも多いけど。そのあたりもラノベと一緒。


いやもう滅茶苦茶退屈かつイケてない標準とか読まされるより全然苦にならない。むしろ楽しいよ。


マジかー。

「二度目の人生を異世界で」をちょっと読んでみた。

ヘイトに塗れたものだと聞いて読んでみたのだが。


多分、この作家に「ヘイトになる可能性がある」という感覚はなかったろうなという考えを強く持った。
それ以前、そもそも過激だとかそういう感覚を持ち合わせてなくて、人の死だとかそのあたりの感覚がびっくりするほど薄い。
だから、もう消えちゃったけど、あのものすごい数殺した記録ってのも、「単に剣の腕前がスゴい」という事にしか使ってない。


例えば

 「ぱんぱかぱーん、おめでとーございます、貴方には異世界に転生する権利が与えられることとなりましたー! これはとっても珍しいことで、めったに無い、言わば宝くじの1等に当選したようなものなのです! 嬉しいですか? 嬉しいですよね? はい、嬉しいと言う事に決まりましたので、みなさまクラッカー準備ー!」


 「え?」

 「斉射ー!」



 幼女の号令の下に、一斉に紐を引かれるクラッカー。

 一体何人の金髪羽付き女性が並んでいるのかは分からなかったが、視界を埋め尽くしているだけの数のクラッカーが寸分違わず一度に鳴り響き、轟音となって地面を揺らす。

 あまりの光景に、功刀くぬぎ 蓮弥れんやはぺたんとしりもちをついてしまった。



 「クラッカー除装! 音楽隊は楽器装備! 手拍子並びに歌唱隊準備!」

 これは絶対にやばい、と蓮弥の脳内で警鐘が鳴り響いた。

 さっきのクラッカーもかなりの音量だったが、今度は楽器と手拍子と歌唱が合わさったらどんな轟音となるのか。

 きっと鼓膜はもとより、精神がもたないと判断した蓮弥は、これから襲い掛かってくる事態を食い止める方法を考えて、即実行に移した。



 「お祝いの歌、よーい……かい……めぎゃ!?」



 しりもちをついた状態から素早く立ち上がると、蓮弥は勢いをつけて容赦なく、微塵もためらうことなく、上機嫌絶好調状態で指揮を執る幼女めがけて前蹴りを放ったのだ。

 まさか攻撃されるとは思ってなかったであろう幼女は、蓮弥の前蹴りをまともに顔面に食らって強制的に後転させられる格好でごろごろと転がっていった。

 やってしまってから蓮弥は気がついたのだが、周囲を埋め尽くしている女性達は蹴飛ばした幼女の指揮に従っていたことから考えて、幼女が指揮官でその配下に当るはずだ。

 当然、指揮官へ攻撃を加えた自分を見逃してくれるはずもないのではないかと思って周囲を見回してみたのだが、誰も動く気配がない。

例えば、シティーハンターとかで、「ハンマーでぶん殴る表現」って出て来るんだけど、それって「滅茶苦茶怒ってる感情と合わせて出て来る誇張表現」みたいな所があるじゃん。
この人はそうじゃないんだよ。ボケにツッコミでもない。
この後に、感情的なセリフが入ってくる。

 これは指揮されないと動けない類の人達なのだろうか、と思った蓮弥だったが、女性達のかなりの数がにっこりと笑っていたり、これみよがしに蓮弥にむけてサムズアップをしているのを見て考えを変える。

 どうやら相当嫌々従っていたらしい。

 女性達の中にはこっそりとだが蓮弥に向けて手を振っている者までいた。



 「な、なにするかー!?」



 転がっていった先で大の字になっていた幼女が立ち上がりながら抗議の声を上げる。

 指摘する気は蓮弥にはさらさらなかったが、貫頭衣など着ている状態で、転がっていったりするものだから、あちこちがめくれ上がって蓮弥の所からはいろいろ見えてはいけないものが丸見えだった。



 「やかましいわ! さっきのクラッカーもうるさかったが、こんな大人数で演奏から歌やらやられたらこっちの鼓膜が破れるわっ!」



 「だからと言って幼女の顔面蹴飛ばしますか!?」



 「俺は年齢差別はしないっ!」



 「女の子ですよ!?」



 「男女平等主義!」



 蓮弥が胸を張って言い切ると、小さなどよめきとまばらにだが拍手が起きた。



 「なんで拍手が起きますか!?」



 幼女が怒鳴りながら女性達の方を睨みつけると、全員が図ったようなタイミングで顔を背けて我関せずと言った顔になった。

「うわ、うるせー」→蹴る、じゃなくて、逆。
そういう、前後順が逆とかが結構ある。


あと、唐突にエロを入れてくる。もうね、よく分かんない。




多分、「我々と同じように考えるから、きっと憎しみを抱いているに違いない」という風に考えてしまうのも間違いなんだろうと思う。
憎しみを抱けるほどの知恵も経験もない。どうも剣道知識なんかも胡散臭いもの変に考えたものを使っているし、こう、「なめんな」って各所からツッコミ受けそうな作品なんだよね。ただ、悪意を持ってやっているようにも見えない。




うーん。なんだろうなこれ。

批判というよりは、「設定が甘いなー」という印象で。

『幸色のワンルーム』はほんとうに否定されるべきセカンドレイプなのか。|海燕|note

いや、私の好きな日常系もただ甘っちゃただ甘なんですが、こう、リアルの虐待児童の話はよく聞くので、はまらんのですよ。


いや、うん、まあ、物語にリアル求めるのもどうかなって話はあると思いますが、虐待されたりしてる子って、もう手懐けるのから苦労するとか、社会性を獲得出来てない人の大変さってある程度見聞きするじゃないですか。
そういう人たちの上に、ファンタジー乗っけるのちとどうなのという。


まあ、万引き家族と比較すると、わりと被害者の実際があるので文句言われるのはしゃーないです。

補足:表現の自由について

わりと狭義の、「国家による統制」については、同意しますが、広義的な「Webで起こってるもの」については、徹底すれば表現の戦争になると思っているので、まあ、好きにやって下さいと思ってます。


90年代サブカルwと違い、好きなモノ同士が好きなモノ作って好きなモノ鑑賞出来るので(サブカルの優越感競争みたいなのはオタクの中でもあったかもですが、流石に思春期過ぎてやってんのはねえ)、まあ、でも、純愛とか言われると、それはねえなってくらいです。


批判も自由ですし、それによる表現の潰し合いも自由です。


うーん、まあ、話題にするにももう少し大ネタじゃないとあんまり反応されんのではとも思います。
あと、映画の脚本で無茶苦茶叩かれそうだなとは思います。上手く言語化出来ないけど、長尺の映画には厳しいような。

お見合いが、「最悪の結婚制度」ではない理由。

ta-nishi.hatenablog.com
を見て。
タイトルはつり。反省はしない。

お見合いは結婚制度ではない。

見合い - Wikipedia

見合い(みあい)とは、結婚を希望する男性と女性が、第三者の仲介によって対面する慣習であり世界各国にある習慣である。

見合い - Wikipedia

「お見合い」は「結婚を希望する男女の対面の仕方」の一つであり、「結婚制度」に組み込まれてはいない。


細かい事かと思われるが、まずそれ。

「 田舎のお見合い」と「現代の、あるいは一般的な、お見合い」はかなり異なる。

無論、「恋愛結婚よりは付き合って確認する期間は短い」のであるが。

  1. 最初は仲人を介して「お見合い」する
  2. 「後は若い者にまかせて~」という事は無論あるが、話の下手な人を補助する人がいる
  3. 仲人は一人ではなく、男側・女側二人いる事が多い
  4. 三回くらいで仲人に「可不可」を伝える

無論、「仲人は結婚させたいという事で、断るのを説得する事が多い」のではあるが、少なくとも断れる(男女とも)。
結婚式の際には仲人も招待されるが、ある種の「身元保証人」でもあるし、付き合いもする必要があるが、メンツというところでは結婚相手を挟んだ両家の諍いの時にもちゃんと応答する必要がある。

うまくいかない原因には別の理由がある。

エントリ主のは、「村の権力者家系」同士なのでこれが結構働かない。
ウチの父方の祖父母は父親が小さい頃に離婚しているのだが、祖父が土豪の家(その地域を支配していた仙台から愛媛に移ってきた一族と、土着の一族が親戚同士であり、祖父は養子である)、母方が都会の武家の出(松山は都会。なお、警察キャリアの祖母の兄弟がいたり、いかにも士族)、爺さんは戦後フーテンというか何故か中部地方に出稼ぎ(屋敷火事で燃やした・そもそもエンジニア気質)、離婚した婆さんは松山の方で女性ひとり暮らし、父親は親戚の家に預けられた感じ。
おそらく問題は「離婚しなかった」ところに強くあって、とは言え、「結婚したら相手の家の人」というのも当たり前にあったし今でも実のところそこそこ「家」意識があるとそんな感じだよ。
安倍総理が子供がいないのだけど、これ結構珍しいというか夫人にかなりプレッシャーがあっただろうなあとも思う。


婆さんがモンスター、というのもイエ制度の中では自然発生的に涌く。
一族の中の女性というのは、家の旦那さんの嫁であれば、上の人に従うし、婆さんが一族の中心になる事は多々ある。爺さんがいるとバランスが取れるのだけど、爺さんも家の中の権力関係については実は疎いという事が多いし。
お母さんは亡くなられたそうなので、多分あんまりお母さんの嫉妬は理解しないだろうが、家制度の中では夫婦の絆より親子の絆の方が強い事があり、特に母→息子、父→娘というところでつながりが強くなる。ただ、娘の方は「よそへもらわれる」の。
結論としては、人間が家を形成する際にどうしても発生するもので、それの良い悪いとか程度とかはあるけど、ある意味本能に近い、自然と形成されるものなのよ。
歴史上も「閨閥」とか言われるかと思うけど、若い頃いじめられてたけど嫡子産んでから権力を持ったとか、その子がトップに経って皇太后になると最強の無茶な事やり始めるとか。


ある種お母さんは革命を起こしたわけで、旧勢力から反乱分子として咎められる(実際には忠誠の証として公言する事を強いられる)のだよ。
「知らなかった」とは言うんだけど。普通、両親の面通しはするね結婚式の前に。その辺りの手配がなあ。

余談:教訓にはなるとは思うよ。

こういうと何だけど、「死んだお母さんの美化」ってのもあると思う。


最初は婆さんの問題だったかもしれない。父親の素質、母親の素質かもしれない。
ただ、結婚してから「その状況を改善しなかった」のは、結局のところ、父親母親が果たさなかった役割だよ。
神や後世の視点を持ってるわけではないし、タイムマシンがあるわけでもないから、後付けの知恵でどうこうする事はできない。


初期条件が悪いことはさして重要ではなく、どう進む・変えてくかというところだと思う。

コールドスリープ後の年金問題。

anond.hatelabo.jp
面倒臭いので話を国民年金に限る。
厚生年金もあんまり変わらんと思うが。

肉体年齢等は計算できない為、コールドスリープ期間は年齢に積算されるのが筋

年齢計算が起きてる時間の積算というのもあんまり考えにくい。

被保険者の支払い義務は、20~60歳の間。

つまり、「未払い期間がかなり発生する」。

年金受給資格が発生する年月。

十年間以上支払っている必要がある。
気をつけないと「一円も受け取れない」。学生納付特例制度を使う場合には、あとで支払ったら、払った事になるのだが。

もし十年以上働いていれば。

少しは受け取れる。
だが、少ししか受け取れない。
国民年金だけだと、それで楽に生活できるレベルにはなく、今高齢者は、貯金を切り崩して暮らしている(だめな人はバイトしている)。
故に、高齢者はちゃんと働いていて生活できていたとしても65歳以降急速に立ち行かなくなる人がかなりいて、貧困層を形成している。

ウェアラブルデバイスでの健康管理はあんまり筋が良くない。

www.bengo4.com
これ見て。


ウェアラブルバイスで取得可能なバイタルサインは日常変動が大きい。


心拍数や血圧や体温は、運動をすれば上がるし、安静であれば下がる。スポーツ中のチェックなんかではあっていいかもしれないが、例えば机に座ってる時とかにつけておくのはあんまり意味はない。
バイタルの異常で健康の問題に気付くというのは案外役に立たない。そこまで鋭敏に反応するものでもない。そりゃ大量失血すれば血圧下がってとかはあるけど、それよりも付け間違えの方がはるかに多くなるのは分かるだろう。


不必要なデータは、データ処理の重荷になるだけなので。


なお、治験で毎日観察される場合でも、通常は一日一回測定。投与前後で大きく体調が変わりそうな薬は前後というのはあるが、ソレ以上は求められない。
24時間心電図というのもあったりはするが、それは普段の中でないと分からない心電図の異常を検知する為のものではあるが、結構面倒だぞホルター心電図


法律上の問題をクリアしたとしても、この収集データが、「利益よりもセキュリティリスク等を抱えて、最終的には不利益しかもたらさない状況になる」可能性も高いしなあ。

とある"登山家"の死を見て。

bunshun.jp
news.livedoor.com
www.huffingtonpost.jp
blogos.com
作られた評価に見合ってない状況、GPS等が発達したせいで、今や行動をトレース出来てしまうという状況。
かつてのような動画編集が出来ない、事実、あまりいい状況ではない為、本来美味しい所でやっていた事が、本当の難関に挑む事になってしまっている。


そこまで追い詰めたものはなにかというと、虚栄と虚栄を利用するTV番組である。


イモトの登山が影響している可能性もあるだろう。
芸能人が、しっかり登山隊を作ってもらっているとは言え、何時間スペシャルという所で放送されるようになってしまっている。登山家ではなく芸人が。
容易い、とは言ってはいないのだが、評価を得るには難しい状況になっていた。
無論、彼本来のスタイルではおそらく無くなって来ていただろう。本当は様々な商業登山の中でたった一人がスイートスポットに潜り込んだという形だったのが、ヒマラヤに失敗し始めてから、むしろ失敗したからこそカベの高さが上がっていってしまったように思う。
敗北の屈辱を、もっと大きな勝利を得ないといけないという風になっていったのだろう。


周りの評価に煽られると、失敗をする。
しばしば、「チャレンジ精神は大事」と言われるが、それは本当に「自分が思い描くものだったか」というのは、考えておく必要はあるだろう。

何故出力帳票まで対応されないのか

www.yomiuri.co.jp
様々な人が文句を言っているこの「帳票は元号が使われる」という問題なのですが、

「誰が、何と確認するか」という所で、結構変えづらいんですよ。
あと、下手するとアウトプットから更に再加工するようなプログラムがあっても影響しますし。


何故今まで変えられなかったかというと、「変更箇所最小にする問題」で、各システムのインタフェースとなる部分が、よくテキストファイル化してしまっているんですよね。で、そこに内部のデータを垂れ流すフォーマットというのがしばしば発生します。
テキストファイルは便利っちゃ便利で、差分データを結合するのとかCOPYコマンドレベルで出来るということもあって、結構多用されてますが、そういうイージーな連携がしばしばあります。
でね、今生きているシステムは、延命に延命を重ねもうどこに何があるのか設計書からでも分からない事が多いです。そういうレガシーなシステムは結構あり、そういうものほど「ちょっとした改修だけで維持されているが、もうお金は準備しない」という事が多いんですよ。


よく使っているシステムほど、誰も新機能をぶちこもうとしない。触らない。


で、いまさら出力帳票をいじろうとすると、レイアウトの再設計が発生します。
そして、その再設計を確認する手間が発生します。また、マニュアルも変更になります。
過去の帳票を再現出来るか、というのがイージーなテストになっているので、過去の帳票とレイアウトが変わっていると「違う」とみなす人も多いですし。


という事で、しばしば過去に引きずられた帳票が発生します。

集計用としても、あまり性別を入力させない方がいいのよな。

https://mobile.twitter.com/inkeinet/status/996742807082549248

Twitter

元ネタはともかくとして。
男女の差がホントに重要なことってなかなかないし、性別欄は設けない方がいいよ。


MMOみたいに、自分をどう扱われたいかで選べればいいのにね。
もうね、考えて選ぶんじゃなしにイチイチ穴埋めさせられるのも面倒くさい。
何も楽しくないし。
まあでも本当にアメリカとかでは性別入れさせるシステム減ってるよ。

漢語寄せして回避する。

anond.hatelabo.jp
「実施」とかの言葉に置き換えると大体よし。
「Aさんが担当されています」とか「実施されています」とかねえ。
ホントは「Aさんがなさってます」というのが良いのかと思うけど。「やる」というのは上品な言葉ではないので。


関西では「~はる」という言い方を日常でかなり便利に使ってる。
「やってはる」とか。
なので、日常会話の言葉を標準語で丁寧な表現に逐語的に置き換えようとするとはまる。

これは「大人は答えを言わない」事例ではないかなと。

eulabourlaw.cocolog-nifty.com
を見て。
その先のブログも見たのであるが、指摘として上がっていたものはつまりは「ウチは違います」というような話ではないか(アメリカ風ですよと)と思われる。
うちは成果主義ですよーそれがいいんですよーという話で、「会社の公式見解とは異なるが、表側の顔」という。


わたしゃ昔から裏方なのであんまりこういう雰囲気の会社には合わないのではあるが。
ただ、「如何に商品を高くうるか」という事をやっている会社というのは有り難いと言えば有り難い。日本はボッタクリは悪だとかって話があるが、いやいや「お客さんにとっての価値で値段決めよう」「つまりは足下をみるという事だが」というのは大事だとは思う。


んなもん商売やってんだから正直ベースでしゃべる訳ねえだろとは思うんだが、日本の人の感覚では嘘は言わないのが大事だったりする。どっちが良いとかは別だが、あのテスラが世に憚れるのは、アメリカならではだとは思う。

正当に評価される、という事は、上も下も正しく振る舞われているのが大前提で、どっちか欠けてもどうしようもないです。

blog.tinect.jp
mubou.seesaa.net

この記事自体は、

・保守運用の仕事分かりにくいよね
・けど、分かりにくいってだけで表層な理解しかされずに、経営サイドに切られちゃうことがあるよ
・そういう場合大抵大炎上してめっちゃダメージになるよ
・切るなら切る、評価しないなら評価しないで、そうすることによるリスク、ベネフィットってものはきちんと把握した上でやらないといけないよね

ということが言いたかった記事でして、どっちかというとマネジメント側の話として書いたんですが。

この記事に対しての反応として、例えばtwitterとかで

・保守・運用をする側が、もっとその仕事の重要さをアピールするべき
・作業員が自分の必要性や専門性を主張するべき

とおっしゃる方がいまして。実のところ、以前からそういう風に、「評価されてない・必要性を認識されていないのは仕事をしている側の責任」という文脈に触れるケースは結構多いんです。

それ、本当にそうなのかなあ?と。もうちょっといっちゃうと、それは個人の評価の問題と、企業や組織のリスク・ベネフィット評価の問題をごっちゃにしているんじゃないかなあ?と思ったんです。

保守・運用の仕事の大切さを説明するのは、保守・運用の仕事の内なのか?: 不倒城


いやまあ、「敗北の責任を誰かに帰する状況そのものが、もう成功はしない状況」という事です。
両方出来てないと無理だろ。
下がどれだけ素晴らしいプレゼン作ろうが、上が受け取れなかったら終わりですし、また、下がグズグズだったら上がいくら賢かろうがその領域を切る方が正しい判断であります。

日本は「ひきこもり先進国」である。

blog.tinect.jp
を見て。


多分この辺りの研究の話なのだが。
KAKEN — 研究課題をさがす | 2012 年度 研究成果報告書 (KAKENHI-PROJECT-22402045)
https://kaken.nii.ac.jp/ja/file/KAKENHI-PROJECT-22402045/22402045seika.pdf


無論、みんながみんな均質という訳ではなく、それどころか現象としては一つに見えているだけでパターンとしては様々にあるのだろう。
ただ、日本とフランスの偏りは、「デートが出来る事」それだけではない。というか、それは些末な所に過ぎない。
参考;【当事者インタビュー】フランスの田舎のひきこもり生活を語る | ひきこもり新聞


そもそも、フランスでの「引きこもり」研究はまだ始まったばかりであるし、サンプルはまだ、フランス人の性質の偏りというよりも、研究として重視される症例に偏りがちであるという事はあるだろう。
比較を正しく行う場合には、「何が同じで」「何が違う」という事をちゃんと検討する必要があるのだが、元々日本でも初期はそんな感じで、「偏屈だから引きこもる」とか「周りが励ませば出て来るみたいに思われてた」のもあるだろう。引きこもりではないが、彼女作ってなかったので親に「彼女見付けてこい」みたいな風に言われた事もあったなー。
社会にとって重要度が低いものはその意味があるかと思う。


そういや、アメリカでは引きこもりはいない、さっさと自立させられるからだ、とかって話があったが、それなら多分ニートに分類されているだけだろうと思う。
ちょっとググって見つけたのだが、フランスとではなくイタリアのだが、研究者の思考と当事者の思考が違うという事はあるだろう。
【イタリア人ひきこもり研究者と日本の当事者が対談】ミラノ東京 ひきこもりダイアローグ 第1回「30年前のひきこもり」 | ひきこもり新聞
この対談は、この対談だけでスゴいと思うし、関係する人は一度読んでみた方がいいかと思う。