高校受験の地獄の回避、の中学受験という話。

nomolk.hatenablog.com


中学受験の意味合いやメリットというのは、中学受験後、高校受験を周りがし始める辺りで実感する。


中学受験経験者だが。
中学では塾に通ってない。高校は予備校ちょっと行ったがほぼ模試だけだなという感じで学校でも受けられたので、最終的には使ってない。


高校受験の方が、範囲が広いだけ大変に思う。


あと、中学での数学や英語とかでの挫折経験というのは、中学受験組だと減るとは思う。

AIに関して銀の弾丸だと思っている人がいるようだ。

orangestar2.hatenadiary.com


AIを使うのにペイしない仕事はかなりある。なんで未だに人力を使っているかというと、案外人力がコスパかからないからだ。


ロボットについては、これ以上はそんなには発展しないだろう。自動車工場のようなものでは活躍しやすいが、小さななんでも作るような工場ではロボットはかなり使えない。汎用的な動きをプログラミングしても、生産量が多くなければ無理、労働集約型産業だから。資本集約型産業のようにするのはかなり厳しい。


作り込んだシステムより、Excelに回帰してしまった会社とかは多い。
多分、ロボットより安い家事とかやってくれるものとして「ヒト」になるだけだろう。

んんんん。

この動画経由で聞いたのですが。
youtu.be


実際に被害にあわれたヒト
www.youtube.com


虐待が起こる病院、病棟、看護助手や看護師の質、というのが、わりと問題があり、しかし、そういう病院は「拝金主義」というほどには金を稼いでいる訳でもなかったりします。
どちらかというと、底辺層の受け入れをしていたりする、吹き溜まってきているというのが実情です。


こういうところでは、外国人看護師の受け入れなんかを模索していたりもするくらい、人が不足してます。また、介護関連は「特に資格なくても出来る仕事」として、一段下に見られる事も多く、急性期ではないところもあって、特に知識やスキルを求められないのもあって、人気がイマイチです。
嫁も療養というかまあベッド寝たきりの病院の看護助手として経験しているのですが、精神がゴリゴリ削られるとかで、職を移って今就労継続支援B型のサービス管理責任者です。
まあ、入れてる親の年金で食ってる家族がいたりとか、一日中ぼーっとしている人の三食の世話、下の世話、褥瘡の対応で、数十人担当とかなので、勤務時間の間に休みがなく金は貯まるが使い方が壊れるというような状況で、大変だったらしいです。生活保護とかだとそれでも医療費無料になる訳で、ずーっと誰も来ないまま入りっぱなしとかあります。これでも親の面倒を見るとかで介護出来る人はいいんですが、子どもも金がない狭い一人暮らしとかだったりすると共倒れになってしまうので、自宅介護にも限界があるんですよね。
老々介護という言葉がありますが、嫁の担当でヘルパーやってた障害者の方が自宅で亡くなり、葬式の手配をまだ生きている親の代わりに嫁がしたというのがありました。ボランティア、無給です。嫁がやらなければ誰もやらなかったでしょう。葬儀が行われた訳ではなく、行政で最低限のやつなのですが、警察呼んで検視してもらったりその人の遺品処分したり、というのを高齢の親には無理なので代わりにという。


ちなみに嫁の事業所も高齢化や通常の就職では難があった人が多く、老々介護というところに近いものがあります。


当然虐待とかあかんものはあかんです。ただ、そういう事をした人をどうやって教育訓練、道徳心を身に着けさせるか、そうしないとどういう犯罪者だろうが人を切り捨ててたら介護福祉業界って成り立たないんすよ。「うわーつれー」とかで止められても困りますし、しかしキラキラの目で言われても現実に疲弊するしで。
キツイんだよなあ。


ぶっちゃけ、悪い施設の評判とかを考えて選ぶ事についてのサポートくらいしか出来ないんだよなあ。


こういう話を聞く度に、その一方でアホみたいな金額で万博するとかの話が、あまりにも非道に思えてなりません。

実は元の話はあんまり知らないが、民事訴訟で可能な限りの極刑くらった感じのようで。

automaton-media.com

刑事の方は略式手続という事で多分罰金刑。


民事の方は「和解」なのであるが、原告となるアリカが損害賠償金として400万円の権利を保有した上で、被告の作ってたサイトやチャンネルの閉鎖したら払わんでもいいという形にしている。なお期限は2027年2月14日(令和9年)までという事になっているが。
なんか鉄拳7のところに被告の名前が入っているので、その辺りでも出歩いていたようなのだが、ともかくも、ストリーマー?人生が強制終了(そもそも儲かっているかは微妙)。


Google検索でもほぼほぼその先が死んでた。LINEスタンプはギリギリ残っているが。
www.line-tatsujin.com


正直なところ、この人がどういう人かしらないが、損害賠償金を課したとしてもおそらく支払いにこまる(即金で払えるほどはないと思われるし、月々返済で何十年とかになりそうだし、支払い延滞とかもだるい)ので、かなり原告側が譲歩した印象。

そもそもこれ、「昔のラノベを権利持ってきて公共化する」みたいな話に成り得るのか?

anond.hatelabo.jp


いやうんまあ。元々私も中高とTRPGやってて、蓬莱学園もみんなで一つやったとかあるんでなんですが。
蓬莱学園復刊とラノベ図書館01|中津宗一郎
蓬莱学園復刊とラノベ図書館02 NPOを作ることになったよ|中津宗一郎
蓬莱学園の復刊とラノベ図書館03 PBM会社同士は基本的に仲が悪い。大同小異を認める大変さよ|中津宗一郎


多分権利関係の整理が難しいものがやられないのではないかと。
活動を休止してしまった作家を見つけ出す事が困難、幾人かは鬼籍に入られてますでしょうし。
イラストを外して電子書籍化されているものも多いです。
風の聖痕山門敬弘氏とか無理でしょう。


松枝蔵人氏はカクヨムで活動されてますが。


あと実際復刻された版がAmazonで売られてたりするので、結構、「人の商売を邪魔する」可能性も高いんですよね。
富士見ファンタジア文庫は結構古いの電子書籍化されてきてますしね。


例えば、私電書発見して買ったんですが
Amazon.co.jp: かたゆでマック(1) グラルナイト戦争 eBook : 藤原 征矢, 合田 浩章: Kindleストア
これ、アドレナライズという会社が地味に電子書籍で復刻とかやってんですよね。
hon.jp
まあ、系統が全然違いますが、聖刻1092シリーズとかがこっち来てるのがなんかスゲーんですが。


スレイヤーズとかであればKADOKAWAでやってますし、新装版もあります。


現状既に図書館とかの構想からは外れる形態になりそうなんで、ちょっと図書館とかは謳わん方がいいと思います。


あと、正直な事を言うと、NPO法人でこういう事業をやるの勧めません。
職員の給料をNPO法人の事業で賄うとかはアリなのですが、事業活動やらの計画や提出、当然ながら報告や情報開示義務が発生します。簡単に言うと、特に初期はこれらのコストがちょっと重すぎです。収入として国の制度を使う事が前提とかなら全然いいのですが、直接図書館とかを営む団体がNPOとかになると、収入どうするのとか営利やんという問題が生じます。
なので、そういう活動をしている人をまとめたりするような団体がNPO法人とかになるのはアリなのですが、今そこまで団体複数運営とかやり始めるような規模でもないでしょう。
どういう形で事業展開するかとかは真面目に誰か弁護士に相談した方がいいと思います。多分そういうので公共経由で捕まえられるはずですし、知り合いに弁護士がいたらそちらに話を聞いてからでもいいと思います。消費者金融系弁護士とかは駄目ですが、マトモに仕事している弁護士なら、多少は知り合いがいたり、どうすればいいかのアドバイスはもらえるかと思います。


あとやっぱ図書館って言い方止めませんか。一般的な図書館は「本を寄贈、あるいは購買しておく」という事になりますが、電子書籍のこういう図書館の場合「版権に手を突っ込む必要があります」。
マンガ図書館なんかでも「無料で読める昔のマンガ中心の配信サイト」にしかなってません。しかも広告収益とかで経営賄っており、NPO法人ではおそらく出来ない事業です。


余談ですが、富士見ファンタジア文庫は、黎明期一冊出して消えたとか、わりとある印象です。でもこういう時にはあんまり言われなくて・・・・・・黒衣の武器商人とか、あんま拾う人いないんでしょうねえ。
この前になる、海外翻訳FTとかは、多分無理だろうなと諦めてます。創元推理文庫のとかね。
あと賀東招二先生は、電子書籍の前にシリーズをどうにかしろ。

NFT、問題点が多すぎるんだよなあ。

youtu.be


岡本吉起氏が言っている話なのだが、これ多分去年にも言われたやつであり。
今のところプラットフォームで使う草コインが値上がりはしているようだが。


NFTは正直、仮想通貨の使い先の一つ、として見られている部分が大きいと思う。
実際のところ、トレーディングカードゲームの裏のシステムとしては全く機能しないし、また、現実問題としてゲームのようなものと大変相性が悪いので、これは失敗するなあと思っている。

何故、巷のNFTは失敗のように見られているか。

現実問題として、デジタル独占契約、みたいなのがどうしてもマーケットプレイスに紐付けられているだけなので、例えば特定のデジタルなイラストが、電子で複写される事は全く防がれない。ただマーケットプレイスに登録されそれに対してNFTが発行されそれを売り買いしているだけであるので、あくまでもマーケットプレイス上で「所有権っぽく振る舞わせる」遊びという事になる。
マーケットプレイスの中で、「このNFTはこういうデジタルコンテンツで、見ようと思ったらこういうふうに画像を出したりして」とかが決まっているだけなので、そういう「見るだけゲーム」みたいなものだと思ってほしい。別のゲームでは「見えない」し、万が一共通な仕様を決めたとしても、「わざわざ持ち込まれるナニカを使わせる」利点がとっても希薄である。


せいぜいがブラウザで見れる画像くらいではなかろうか。
これ、正直、NFTという名前の「認証トークン」でしかない。どうやって運営会社は儲けるのか?これ、売り買いされないと手数料取れないのだが、ただ維持するだけの為に、売り買い時の手数料で稼がないといけないのはかなり大変である。多分初期のサーバ費用とかは全然赤字であろう。


もうひとつ大きな話として、「作者とは、NFTトークンを最初に発行した人になる」だけなので、パクリも海賊版もやり放題、そしてその人にも手数料が渡るような、そんな仕組みになっている。最初の犯罪行為を止められない場合に、そのNFTトークンを追いかけてというような、「NFTの外側の仕組みが必要になる」。仮想通貨等とは異なり、そもそもの最初の「泡みたいなもの」が、最初から犯罪からの作成物である可能性なんかがかなり高い。
またそういうのを制御しようと思うと、「それはもうブロックチェーンいらない」ものになる。最初から管理してればいいというだけになる。そもそもブロックチェーン自体がコストが重いのに。

何故、NFTゲームが「つまらない」「面白くない」と言われ、「面白いNFTゲームがあればいける」とか「稼げるNFTゲームがあればいける」とかの勘違いが、ゲーム業界で生まれるのか。

多分、どこかで株式とかの投資遊びが楽しくなった人たちが、その面白さをゲームの面白さと錯覚するからでしょう。


いやまあ、MMOやってた人とかは、市場の値動きなんかでゲーム内でトレードで遊んでた事はあったと思います。
しかしですね、そういうものに関しては、「ここで取引するしかない」というような状況(vsNPCの店に売るのが全然儲からない)とか、そもそも消耗するナニカであったりとかの場合だけです。
大体「今は不要になった、しかし途中段階では結構使える武器」とか、「特定のクラフトで必要になる中間素材」とか、そういうものが売れます。
ゲーム内で唯一無二なものとかは、大体死蔵されます。
例えばFGOとかあんまり知らないですが、完凸したカードがそういう形でゲーム内で取引されるという事はないでしょう。


そう、トレードなゲームした事ある人なら分かると思うんですが、そもそも唯一性とか言ってるNFTと、トレードの相性が大変悪いんですよ。分割出来ないんで、値段が上がると流通がなくなるし、量が元々あるものについては、ただコスパの悪い仕掛けだし・・・・・・


そもそもで言えば。


ゲームとして見た時に、「Pay to Win」な現実の投資とかは明らかにクソゲーなんです。市場原理そのものがわりとクソゲーなんです。
スポーツ選手とかの活躍、もちろん基礎能力の高さとかありますが、経験が強いとかになってくると、チャンピオンが十年君臨とかになり、当然ながら自分を鍛えるのにも使える金が増え、勝ちを積もらせるという事があります。これ、マイナースポーツだとホントその傾向強くて御蔭で過疎るんですが、メジャースポーツは「そういうのとは別にちゃんと草の根でプレイヤーがいるから腐ってない」だけです。
ウィンタースポーツの人口が増えないのも、用具や場所で費用がかさむところが根本的なところとしてあると聞いてます。


どうにもねえ、バランスとかで誤魔化せそうにないんですよね。NFTとかの追加が全くプラスにならないでしょうね。

ソシャゲの人員あまりが、最後に酷いところに向かっている気がする。

SEの将来像として、社内SEになっていくというのが必然であって、外側で優秀な人がシステムで世界を牛耳る、というのは限度があるよなと正直思ってます。
つまるところ、これハーメルンの笛吹き男がどこかの世界の果てに向けて行進しているようにしか見えないですねえ。

田中さんの事件の時系列が大変面倒臭いので、ちょっとまとめた。

www3.nhk.or.jp

日時 場所(事案) 容疑 内容 対応部署
2017/05/24 東京都渋谷区の路上 大麻取締法違反 地元警察に現行犯逮捕 地元警察
2017/06/07 処分保留で釈放、任意捜査に 東京地方検察庁
2017/06/30 不起訴 東京地方検察庁
2022/01/30 愛知県名古屋市内のホテル 覚醒剤取締法違反 覚醒剤を所持
2022/02/24 覚醒剤取締法違反容疑で逮捕 地元警察
2022/02/26 送検 地元警察
2022/03/17 覚醒剤取締法違反(所持) 起訴 検察
2022/03/17 覚醒剤取締法違反(使用、所持) 逮捕 地元警察
医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律違反(指定薬物所持)
2022/03/25 覚醒剤取締法違反(使用、所持) 追起訴 検察
医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律違反(指定薬物所持)
2021/06/XX 京都府 恐喝 知人女性に現金10万円を振り込むよう迫り1万円を脅し取った
2022/06/20 懲役1年8月、執行猶予3年の判決 名古屋地方裁判所
2022/06/29 千葉県柏市 覚醒剤所持 地元警察に現行犯逮捕 地元警察
2022/07/04 愛知県名古屋市内のホテル 控訴 名古屋高等裁判所
2022/07/20 千葉県柏市 覚醒剤取締法違反(所持) 起訴 検察
覚醒剤取締法違反(使用) 再逮捕 千葉県警柏署
2022/07/29 覚醒剤取締法違反(使用) 起訴 検察
2022/08/01 保釈を請求 弁護人
2022/08/02 保釈却下
2022/08/17 保釈を請求 弁護人
2022/08/18 保釈却下
2022/08/25 保釈を請求 弁護人
2022/09/02 保釈(保証金600万円) 千葉県警柏署
2022/09/22 初公判 千葉地方裁判所松戸支部
2022/11/29 第三回公判、検察が決心に応じられないとした 千葉地方裁判所松戸支部
2022/11/29 京都府 恐喝 千葉県千葉市の病院で逮捕 京都府伏見警察署
2022/12/26 京都府 恐喝 不起訴 京都地検
2023/01/24 愛知県名古屋市内のホテル 控訴審、即日結審 名古屋高等裁判所
2023/02/27 千葉県柏市 懲役1年4月の実刑 千葉地方裁判所松戸支部
2023/02/27 控訴 弁護人
2023/02/28 保釈(保証金300万円) 松戸拘置支所
2023/03/14 愛知県名古屋市内のホテル 控訴棄却 名古屋高等裁判所
2023/03/24 愛知県名古屋市内のホテル 上告 最高裁
2023/06/21 愛知県名古屋市内のホテル 上告棄却 最高裁
2023/09/12 千葉県柏市 懲役1年 東京高裁
2023/11/XX 東京・六本木の路上 医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律違反(指定薬物所持) 違法薬物を所持
2023/12/13 千葉県柏市 上告棄却 最高裁
2024/02/15 東京・六本木の路上 医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律違反(指定薬物所持) 書類送検

THCHは、2023年8月に、指定薬物に指定されている。違法性の認識がというところでいうと、「脱法ドラッグ」くらいの認識だったかもだが、流石に薬物であるという認識はあるべき、なんだが、もう無理だよなあこんなの。

多分、本にも書いてあるが、金融商品を買う(仮想通貨は金融商品かどうかは置いといて)場合の、取引スパンとかの話。

youtu.be


多分何度目かなんかもですが。


どういう買い方してても、損する時には損をする、それも今まで連続性があると思ってた価格が急に離散値になるというか、まあ、いきなり誰も買わなくなるという現象がある、という事は念頭に置いてですが。

流動性の枯渇について

いきなり誰も買わなくなる現象というのは
流動性の枯渇、というんですが、価格がナイアガラのように「見える」現象です。
価格が上がっている時には、これが結構暴騰していても「繋がってる」んですよね、取引が盛んかというのは分かりませんが、高い値段の買い注文に「よっしゃ高く売ったろ」で売り手が売りやすいので。
逆に「買いたくねー」とみんなが思ってる時には、幾らで売り出そうが売れません。損切りは上手くいかないです。そして、現物取引なら最低限現物が残りますが、FXでやってると、必ずレバレッジの分の代金を支払う必要があります。ロスカットが入ると、大体急激な値動きの時なので大体は証拠金全吹っ飛びで済まず、借金になりますね。

取引形態、取引スパンを考えてやるべき

それよりも、デイトレードやってる感じなのに、長期ホールドとかをそもそもやってはいけないとか、そういう場合にはどういう儲け方になるかとかを、ちゃんと考えないと駄目です。
デイトレードと、長期トレードは見ている視点も違いますし、儲け方も違います。そもそも分析方法も違いますし。

デイトレード
一日くらいの単位で取引し、一日のウチにポジションを解消する
長期トレード
月単位、年単位で考える。

FXでレバレッジを効かせてるとかならデイトレだと思うのですが、簡単に言えば数時間で儲けるような方法です。知っている人で昼休みだけやってるとかの人いましたけど、特定時間の値動きなんかを観察した上で、一日周期を見ての売り買いであり、値段が上がろうが下がろうが得をするような動き方をする訳です(値段が変わらないものは駄目ですが)。
本来、こういうナイアガラにはほとんど巻き込まれないように動くやり方なんですが、まあしかしナイアガラには巻き込まれる事はありますね。実のところ大儲けするようなやり方とはちょっと違うのですが、その為レバレッジとかの話が出てくるんです。
ナイアガラに巻き込まれるのは長期トレードですが、それも含めての長期トレンドとかを見ているものです。


極端に言えば、格ゲーマーささきさんの場合、「彼女の家に行く前に、ポジションを全部解消していれば問題がなかった」んですよね。
取引形態もかなりデイトレーダーに近かったようなので。


しかし、それだとFXでレバレッジかけてようがそんなに儲からなくない?というのはあるでしょう。でも本来FXはそういう、一日の小さな値動きを高いレバレッジかけてやるギャンプルです。仮想通貨みたいな値動きするものにあんまり向いてない手法で、本来は為替とかそういう「いやそんなに変わらんでしょ」というものに対してやるのがFXなので。本当に乱高下するものには危なすぎて近寄れないもんなんです。
いわゆる億り人も、大半ですが、そういう「本来リスクが高すぎてやってはいけないようなやり方で稼いだ人」なんで、幸運だったねという人だと思って下さい。大抵は不幸な人です。


私は、流石に仮想通貨は現物でのやつですし、入れた資金はもう引っこ抜いて、後は30万円分くらい長期ホールド状態です。仮想通貨もイーサリアムにしましたが。BTCよりちょっと不安定かもなー、でもイーサリアムで盛り上がる可能性が高いし、仮想通貨の中ではかなり存在してるだろうものです。草コイン(アルトコイン)は、まさにデイトレ用、とてもではないが長期ホールドはないなと思ってます。

賢い人達でも流動性の枯渇にはやられる。

有名な例として、LTCMがあります。
ロングターム・キャピタル・マネジメント - Wikipedia


まあ、賢い人達なので日々の暴落とかには別段問題はない形だったのですが、これが同時並行的に起こるという想定が漏れていた、連鎖みたいなリスクが漏れてたという事らしいんです。
で、これ、世界を終わらせる勢いだったので、特殊な救済措置になりました。我々が破綻する分には救済措置なんかないので(破産はあるけど)、注意は必要です。

避難計画のチェック誰がすんの?

www.tokyo-np.co.jp


流石にそこはもう少し踏み込んで審議する部分があるはずで。
活断層とかチェックしているんだから、当然ながら、「どういう地震がどれくらいの強さで起こるか」というところの予測のベースは見ている訳じゃん。防災や地震の専門家置いてるのに、「原子力規制委員会は、2011年3月11日に発生した東京電力福島原子力発電所事故の教訓に学び、二度とこのような事故を起こさないために、そして、我が国の原子力規制組織に対する国内外の信頼回復を図り、国民の安全を最優先に、原子力の安全管理を立て直し、真の安全文化を確立すべく、設置された。」ものが、そもそも機能不全というか、なんでそこで「範囲拡大を視野に」とか考えないのかな。


防災計画を作れとか言っている訳ではなく、せめて審査しろよ。そんなものは想定される災害から適当に原子力に関わらずあるもの使えみたいなの、駄目じゃん。事故の教訓に学んでないよね。

クネクネしやがって。

最初に言っておきますが。
根本的には「どーでもよくね?」以外の何者でもない。なので基本的にスルー推奨。
ちなみに「表現する事の覚悟」なんてわざわざ持ってない。単純に自分のポジションとして「うんまあここ場末のブログなんで」「ある程度好きに書き込んでいいよ」とはしてますが。


新海誠男同人誌についてと女子界隈についてと文春と犬笛と正義の味方について - orangestarの雑記
「配慮したら負け」という表現者のマッチョイズム - あままこのブログ
表現をする上での『覚悟』という言葉の意味について - orangestarの雑記

最初にごまかしみたいな一般論。

配慮、意図、とかは、世の中の表現物から大体は劣化したり削ぎ落とされたりして、しかし、観客がなんとなくイメージを補完して、それが合ってたり合ってなかったりするものであるよと。


その時にまあ、「表現するなら覚悟は必要」だし、「とは言え表現の向かう先への配慮も必要」というのも別に間違ってる訳じゃないよなと。


その上で。新海誠の受容史みたいなもの~みたいな後付けみたいなエクスキューズが最初から示されてはいないし、新海誠のアレの件については
(アレとは 「新海誠が好きだった元カレ」がいた人々にインタビューしてみた|ペシミ )、そもそも「オモロそう」が先行してそうな気がするのだよなと。てか、女子向けなアンケートだし、それこそ「給湯室なネタ」な気がするんだよな。
同人誌だからこその「あんまり外部の見えてなさ」はあるだろう。というか、「本の批評という空間」もわりと同人誌的(明治の頃とかの同人誌って感じー)ではあるのだ。

「手斧が前から飛んでくるのは覚悟とか出来るだろうけど」「大体斜めから飛んでくるんだよね」

元々の話について。
変に意固地になってもあんまり良いこともないし、大上段に構えた「受容史」って前に、「そもそも『女性が話す』『元彼』エピソード拾うだけだよね」という、新海誠の前に、同世代的な「女性」というもののフィルターが結構濃く、「新海誠ファンを彼に持つ女性コレクション」みたいになりそうなんだが。
ちょっとエスノメソドロジーの話とかを組み入れた方が良さそうだよ?とは思う。


あと、本何冊も出してすごい!とか非常勤講師すごい!とかってのは、うんいやちょっと待て、そもそも"売出し中の女子ナニカ"の匂いがするとか、ちょっと長い事はてな村で暮らしていると警戒心上がるよね。久◯女子とかちょっと思い出した。


BOOTHで検索してみた。
booth.pm
多分、そもそも同人誌を企画とかもそんなやってないんじゃなかろうか。そもそも社会分析を主としてやってた訳じゃないんじゃなかろうか。
Amazonでも見てみた。
Amazon.co.jp: 三宅香帆: books, biography, latest update
天狼院書店のオープニングスタッフとかの経歴があった。なるほど、そこから就職したが結局そこやめてこっち側の道へと。


うーん、そんなに地に足のついたやり方とかは無理だろうし、とは言え、ナニカやらないとみたいな切迫感とかもありそうだし、人生色々っすねと。
ただまあ、こういうとなんですが、いやまあちょっと、「高学歴女子が付き合う男性は高等遊民崩れですか?」みたいな、おもしろ女子生態系を見せてくれる本という感じなんでしょうかね。


私はちょっとよく分からない。大学の同級生、女子がそもそもほぼいない(クラス50人中5人だし、四年留年してるからなあ)。
ここで今更なんですが、新海誠、全く見てない。うんいやまあ、偶に京大生らしく語る人とかもいたような気がしますが、うんまあ、元彼もしかしたらいわゆる男子校出身が多いかもねとか、なんか思うわけですよ。
京大生も結構恋愛はしてたりするんですが、大学で初めてみたいな感じでよく暴走してたりなんか変な事になってたりはします。まあ普通の大学でもあるでしょうが、事故は多い。オタサーの姫現象が、わりと発生するような気もする。
でも特殊じゃんと、まあ、普通は社会に出るとちょっとは思うわけですよ。ところが、この方は多分まだキャンパスライフの延長線上の中にいるのかなとか邪推はしてしまう訳でして。
書いていると共感性羞恥がすごい。嘘。そこまでピュアではない。怠惰だったり適当だったりしないとまあ、四年は留年しませんわ。


ちょっと流石にこの辺で止めときますが、そもそも環境が特殊で、身内での偏見助長・インテリの遊びでやる分析風なナニカ、になるような気がするんですよねえ。
見つからなければ身内で評価されるとかもあったかもなんですが・・・・・・


その上での話なんですが、「そもそも一般化しなくて良くない?」と思います。

京都は地震あんまり影響受けないが、ない訳ではないし震源が比較的浅いんだよね。

www3.nhk.or.jp
大阪もちょっと揺れた。


京都は地震少なめと思われるのだが、ちゃんと断層はあり過去大きな被害になった事もある。

という事で以下参考。
www.jishin.go.jp



震源地が伏見という事で、三方・花折断層の端っこの方であり、もしかしたら能登半島大震災の余波かもしれぬ。
結構あれからも能登半島関連の地震は多く、結構広範囲になる。
https://www.data.jma.go.jp/multi/quake/index.html?lang=jp

「毒のある植物」は結構多いので、ある程度自衛で対応がオススメ。フェイルセーフはあんまり期待しづらいところもある。

togetter.com

  • 生活習慣が違ったりすると、我々の思い込みが案外通じない
  • 観賞用植物は意外と毒がある
    • 安心して下さい、致命的な毒はまずありません(楽という意味ではないですが)
    • 異国とかでは仕方ないかもだが、やはりアジアとヨーロッパでは種類違うのよなあ


不幸な話ではあるのだが、「食品売場と花売り場は別にするべき」は、そもそも「食品売場(野菜とかの売り場)」と「花の売り場」の共通項目があるよというところから、野菜扱っている売り場で花が売られるのは仕方がない。
そして、わりとありふれた、知名度の高いものは、「名前見たら分かるやろ」と思われているのもあるだろう。


今回フェイルセーフとかで売り場を分けるとかは、そもそも名前ちゃんと見ずにニラと思い込んで買う層って想定外でも仕方がないと思うし、さすがに字は読めとも思う。まあ、配慮したとしても、こういう人は多分花屋の店頭でも、野菜と思って買って食べるだろう。
ちなみにヨーロッパでは、ああいうのは水仙だと思ってまず食うという発想が出ない。ニラを食うのは中国とかで、ヨーロッパにニラはなく、まず花ついてるやんとかそういう話はある。基本間違えないが、よく葉っぱだけ混ざったり、球根部分間違えたりするのがあるが、家庭菜園だけじゃないかな。家庭菜園でもまあ普通は間違えないとは思うのだが・・・・・・実際発生件数年間でもそんなないからな。


あと、多分みんなが思っているより、「野菜以外は食うては駄目なものが多い」のであり、毒は結構身近な植物でも持っている。
ただ、基本的に我々が「毒草」と記憶するものは、「ただ嫌なだけのなにか」「結構死ぬやつ」であり、猛烈な腹痛、嘔吐、下痢とかは、あんまり毒草のうちに入らない。ちなみに有毒成分のが人の半致死量10gとかではまず殺人とかには使えないのだが、まあ死亡例も存在する、そういうレベルではある。
ja.wikipedia.org


クリスマスローズとかも食べると毒があるし、ヒヤシンスだったかの水耕栽培でその水を飲んでとかも事故あったし、チューリップも実は毒がある。朝顔も毒がある。ツツジにも毒はあったりする。クマリンはサクラとかもあるしまあ死ぬとかないが、とは言え過剰摂取はおそらく毒になる。
ただまあ、マジで死ぬやつってのはそこまでない。たいていはゲロゲロに吐いたりする。
とは言え、トリカブトとかの毒草は確かにまあ死ぬとかあるし、夾竹桃とかもジキタリス同様死ねる毒草ではある。

同じ時に生きていたとしても、背景がやっぱ違うんだよなという世代の話。

小谷野敦氏のエントリを見て。
jun-jun1965.hatenablog.com


以下つらつらと駄文。


昨今、そりゃあまり世代間の話を言いすぎてもよくないとは思うのだが、やはり時代が進歩した、考え方や生活の仕方が変わったというのがあって、そのバックグラウンドへの理解なしには、人への理解は進まないと思うのだよね。
無論、我々はどうあるべきか、なんかの論の時には、ある程度理解したとしても蹂躙するような事は必要になるかもしれないが、もはや感性部分はなだめる事も多いわけで、排除するだけではなく、理解の補助線を引くことによって、我々も近付けるかもしれないし、相手もまた近付けるかもしれないという、まあそういう事の話。
無論、バックグラウンドへの理解の重要性は世代とかだけではなく、東京・地方でもそうだし、町の風景もかなり違うし、社会の景気の体験とかも違うし、男女ですら違う。場所でも、職業でも違うだろう。SEでもだいぶ違うし。


daiyoshiwara2024.jp


これ、多分女性の東京芸大の人から見るとちょっと違った意味で見えるだろう。吉原に今働いている人からも違った風に見えるだろう。


bunshun.jp


吉原に勤める現役芸大生、とかってフレーズ、真実かどうかは知らんが、不思議と一定数昔から奨学金返すのに風俗で働くとかは聞くのだ。無論、遊ぶ金欲しさといわれるものもあるだろう。ところが、現代の大学生の多くはサークルにも入らず、何に金がかかるんだろうというと、個人的には乾燥していると思える都会一人暮らし、それに金がかかるんだろうという。
友達と呼べる友達がいない、は結構多いもので、便所飯等と揶揄されるような話を生む孤独の中に、昔なら友達とかでええやろとかの所が娯楽に置き換わっているようなそんな気がする。


話を戻し。
実のところ、私は1976年生まれで、小学校はふつうの所に行ったが、中高とかは私立の中高一貫進学校の出身である。多分小谷野氏と似た学生生活にはなるだろうが、十年くらいは違うわけで、私の小学校と中学校の区切りがちょうど平成くらい、結構なギャップがある。
ヤンキーや暴走族はあまり見当たらなかったが、ヤンキー漫画はブームがあった。カメレオンとか。そう考えると前の世代の感覚がちょっとギャグになるようなところがある。私が大学生でバイトしていたくらいは、夜の時間帯女性はわりと早くに上がってもらい、深夜帯は男だけで回していたようなくらい。
11PMは知らんが、トゥナイトは知っている、アダルトビデオは中学生くらいに始まったというか、でらべっぴんとかもその時代に始まったので、性にまつわるものの思春期での接し方というのが、前の世代と全く違うんだよね。
世代の風も違い、ヤンキーの次に来る積み木崩し、それまでは社会の一部の非行の問題だったのが、家庭内にある問題が社会の問題として注目されるようなギャップがある。
実際、私らの世代では差別問題は、ある種の過去の問題で当時も地域に残ってはいたが、表で語るような差別はかなり解消された世代である。ただ、「どこそこの地域は荒れている」という言われ方はした。
私は小学生に上がる前に、父親が頑張って一軒家を買い、周りが大学の教授であるとかの新興住宅地で育った。父母からすれば地域社会もハイソサエティな雰囲気のある中で、地方公務員でも家が買えるという、ある意味の成長の話ではあるが、厳然と地域内で格差のようなものは残っていた。ただ、新興住宅地ではあるのだ。当たり前ながらそもそも風俗関係の人と住む空間が違う。だからこそ、牧歌的な「職業に貴賎なし」という感覚が作られたのかもしれない。
とは言え、私立に行くと、「その中では普通でない」という感覚はあった。周りを見れば医者の息子弁護士の息子多かった。片親の子もいたのではあるが、文化資本という言葉が思い浮かぶようなところはあった。
実のところ、風俗周りの話に接するのは、大学時代、高校の後輩なんかがデリヘルの店長やってるとかの話が出たり、まあ大学時代には京都の町を散歩したりしてたり、祇園ですよーというところの裏話を聞いたりとかになる。無論、父親の話を聞いたりもしていたので、その前も知らないというわけではない。
そういや卒業後すぐにDX伏見がなくなったとか(伏見会館も卒業後すぐに閉館した)、八千代館も卒業後だが、大学当時でもさびれていた。先斗町に風俗があったのは知っている。こういうとなんだが、ゲーセンとかの近くに、わりとあったんだよ。日本橋もなあ。町の外れにありがち、という都合もあり、わりと近い事が多い印象。
多分、そこなのだ。私はオタク気質という事もあって、電気街にもいってたしゲームもあさってたが、そこの近くで見るお姉さんとかに特に隔世の印象は持ってないし、親からの何かもない。親にオタク趣味を否定されていたがだからこそ親の価値観とか社会の価値観に合わせてない、そういうところで出会った人に関して、多分隣人として無理とかって感じではなく、むしろ自分らが邪魔しているような感覚ではあったから、ある種の怪しい事への許容という事も、そこら辺が背景にあるのかもしれない。
そう、オタク文化というか、いわゆる社会の外側文化が、今や中にも広がっているところを考えると、そういう意味では、風俗の人に対して特に嫌悪感を感じないのは、下の世代では当たり前なのかもしれない。社会というものを隣人や共同体ではなく、メディアから学ぶ方が強くなっているわけであるし、アイドル商売、推し活、好きなものことにお金を費やす感覚、そういうものが消費社会を支えていると考えると、その地続きに、風俗関係も入っては来るのである。
例えばまあ、今の風俗でコスプレとかの風俗があるが、そこの人がコスプレイヤーだったりとかってのは、わりと昔からあった。意外とオタクの女子が風俗やってるケースもあったし、まあ嫁の友人が一人暮らししながらコスプレ喫茶で働いている時に複数人の男性の入れ替わりがあり、まあ話を聞くに、「もうちょっと都合のいい女止めた方がええで」(嫁もそういう感想だったが)というような事はままある。ただまあ善人であることはあまり疑ってない。
ちなみに私の親の世代だと、「都会は生き馬の目を抜く世界」とかかなり人に対して警戒心が高かったのだが、ちょっとそれが揺らいでいるんじゃないのかという気はする。オレオレ詐欺とかまさに善人だからこそ引っかかる詐欺だよなあ、だまされた人の善性は疑いようもないと思うのだが。自分が詐欺に引っかかりにくい性格しているので余計にそう思う。


ここまで私の背景を書いたが、つまり、まあそういうものの寄せ集まりである。
なので、どうしても元エントリの、「しかし今でも、日常的な差別、たとえば隣に住んでいる人が元売春婦だと知ったら、普通の人づきあいは無理だろうというくらいには思っていて」という感覚は共有されない、よく分からないものである。
次に続く、「コロナの時の給付金とかの話になると、まず合法化が先だろう」という感覚も私はないのだが、これは世代というよりは、どちらかというと現状の人とかをベースに見る感じになっていて、「その順序が法律を見ればスマートだろうが、そもそもコロナ給付金とかは特例法で、今みんな生活に困ってるから作られた法律で、排除していいの?」というところが逆に問題だと思うわけであるが。そもそも風俗営業は合法ではあるのだし(営業許可ある)。
「それに私は近世から昭和初年までの人身売買による売春を文藝に取り入れたりするのはもう耐えられないのだが」これもちょっとよく分からないのだが、文藝にはユートピアを描くべきということなのだろうか。それともこの時代は文藝として描くべきではないという事なのだろうか。小谷野氏が小説家なので書く側として書きたくないという話であるのであれば、そういう方向性になるのだろうと思うがさすがにこの辺りは当人以外のものが推し量るのは無理だろう。


「戦後の、借金によるものとか知能が低いとかいう人についてはまた別のとらえ方が必要で、むしろそれを何とかするために一律売春防止法で禁止しているのはまずいという考え方である。」このところは、多分私の方がまだいろいろ見えているものがあるかと思う。少なくとも売春防止法などで禁止したらどうこうなるというものではないというのでは一致しているが、そもそもの家庭や行政で保護しきれない代物であるというのは、継続支援B型で勤めている嫁から聞く話ではそうである。この領域で働く人は給料は出るのだが、ボランティア部分があまりにも大きい。名前のつく支援にはお金を出せるが、一定時間、一定の持ち点を消費すると困窮した人たちでもサービスを受けられないとかがある。特定の時間に対して現場で融通を利かせたりするとチクられて報酬停止とかになるので規約通りにしかできないし、明らかに無報酬の時間が発生する。ちょっと話がズレるが、例えば、施設に来ていた人が、どうも関東の方から男に誘拐されるような形で大阪に来て男もその人の障害年金の金を懐に入れてるらしく、どうも怪しいというので関係各所に話をして、シェルターにまで連れていったという場合、ここの仲立ち等は無給である。施設利用者が亡くなり(元々糖尿病)、その葬式に至るまでの処理をその母親の代わりにやるとかも、無給である。ネグレクトされた児童が児童相談所につながれず障害を抱えたまま大人になり、お金管理出来ないので代わりにお金を管理していたりするのも無給(成人後見人制度とかはあるが、当然ながら親がいる場合には親がと言われたり金が出ない)。知恵遅れの子が売春でお金ざぼざぼ使いはするがなんとか生活できるという水準でいる時に、就労支援B型のお賃金では月数千円にしかならないのを、「こっちが正しい道」と引きずるのも難しい(そもそも福祉介護は利用者が「望まない」といけないのもあるが)。
無論、そういう人らだけでは当然なく、もちろん元々お金持ってたのに惰性だとかってのも感じるものはあるのだろうが、「天井のしみを一時間ほど数えてれば一万円とかになる」であれば、そんな金欲しいと思うのは男性女性関係なしにあるだろう。スマホ止められた、電気止められた、貯蓄の余裕がない、そんな家庭は五万とある(独身ならさらにそうだろう)。精神衛生上よろしくないというのであれば、そもそも貧困というか社会の下層に住む事自体があまり精神衛生上よろしくなく、お金に困ったりするのが精神衛生上よろしくない。


よく、こういう風俗とかを社会の底辺というような形でいう人もいるのだが、我々の社会は有限であり境界があるのだという事、その境界はおそらく社会的な道徳の善悪の境界線でもあり、これを悪というか善というか、それを決めているのは実は社会道徳であり法律であるというだけ、と思っている。
私は老荘思想かぶれでもあるので、これはそういう意味での極論だと理解してほしいが、だからこういう「道徳」こそが「悪」を生んでいる。社会が「道徳」を必要とする時、「何かを善、何かを悪」と定義づけ、「道徳」が「人を殴る棒」として使われる。悪魔の辞典のような定義だが、しかし、大きな話でいうとロシア・ウクライナの戦争とか、民衆の生存よりも道徳が重い・正義が重いという事になっている。
まあもうちょっとメタな視点もあり、結局なところ人はそういう「道徳」を結果的に求めるものだし、よう分からんネットバトルでも当人にとっては真剣そのものであるから、欲望からの解脱でもせんと多分解決はせんだろうなとは思っている。そんなのが全人類可能かというと、まあそれって人類が滅んで涅槃とかにならんと無理なもんは無理だろう。


元エントリ主とは違うな、考え方、という事で結論。

今も吉原ある訳で。

東京藝大「大吉原展」がSNS炎上「人身売買の歴史をエンタメ化」中止求める声も…主催者「負の歴史ふまえ展示」 - 弁護士ドットコム

これ、展示のテーマだけ見てる話多いけど、いや、実際の吉原近いから。
今のソープランドで働いてるような学生さんとか、やりづらそうな。


国内外に向けて風俗街コース作る、みたいなところを考えてやってんならまあこれから見据えて議論とかになるんだけど、


そうでないなら、ノリでやるなよと。


吉原は無くなったわけでもなく、今もそこにあるんだから。
過去は現実に繋がるんだよ。
浮世絵は現代のパネルに重なる訳だしさ。
風俗物扱う時には、現代の風俗業労働者、日本では被差別者層なんだけどさ(コロナの休業補償とか無かった)、もうちょい配慮した形で話した方がいいんじゃない?


ヤマトナデシコは日本観光の目玉!とかの主張でも構わんのだけど、少なくとも現代のを織り込んでくれる話じゃないと議論にもならんような。

事情が違いすぎるし、歴史も違うだろうと。

改変しても脚本家が批判されないハリウッド事情 事前にどんな形で映像化されるか確認するのは困難 | 映画・音楽 | 東洋経済オンライン

そもそも映画の脚本とTVドラマの脚本は違うし、初稿から何十回もリライトして作るようなのがハリウッド映画の脚本である。何年かかけて脚本が書かれ、やってる最中にボツになる事は多い。
脚本を作る時に原作の翻案権を期間で買うし、その間に書き切れなくて終わるプロジェクトもある。別のところが権利持っていく事もある。


原作者だけが原作の権利を持つわけでは勿論なく、マーベル・コミックとかは会社が持ってて書かせてるとか、権利関係はかなり明確にしている。


この辺りは、遠慮なく権利を奪い取ったり社員引き抜きやったりするようなところから、権利を守る為に生まれたのが知的財産権であるというところにもなってくる。


ちなみに映画のクレジットに乗る乗らないも権利ごとである。


ちなみに、ハリウッド映画でも原作者と揉めた事例は数多ある。ネバーエンディングストーリーとかはそうであるし、シャイニングなんかもそうであるし、チャーリーとチョコレート工場もそうであるし、フォレスト・ガンプもそうである。



ただし、脚本を嫌っても脚本家と揉める事はまあそりゃない。大体は監督やプロデューサーが決定権を持ち、脚本は時には何十人ともリライトされるからだ。
揉めない為に契約がある、と言えばあるのだが、その前にエージェントがちゃんと交渉役として出て来る。
ただ、日本の方が脚本家立場が上かというとそうでもない。その先にショーランナー等のポジションが日本の場合どうもないからだ。元から脚本家一人二人なのでそこやってるとも言えるのだが。


色々考えるが、やっぱりあの脚本家がおそらくは会社に対しても相当にやってるとは思う。


こう言うとなんだが、大企業ではこうやってるんだ、という話を中小企業に簡単には適用出来ないような、いやまあそれ以上のギャップはあるよなと。


ちなみにだが、スーパーマンの生みの親、ジェリー・シーゲルジョー・シャスターには6万ドルしか支払われてないらしい。なんとも夢のない話である。